マリンダイビングフェア2023④ フィッシュアイ社ブースⅡ Nauticam お化けコンバージョンレンズ(試作品)

マリンダイビングフェア2023④ フィッシュアイ社ブースⅡ Nauticam お化けコンバージョンレンズ(試作品)

 

ハリ魔王

今回のマリンダイビングフェア2023で、最も、興味がひかれたが( 一一)

買う予算が作れないと、本気で悩む商品の試作品が展示された。

 

NA  マクロワイドコンバージョンレンズ EMWLの

http://www.fisheye-jp.com/products/lens/na_emwl.html

オプションレンズの(試作品)である。

マクロワイドコンバージョンレンズ EMWLは、

リレー系水中マクロワイドレンズで、

陸上用の虫の目レンズと言われる物を水中用に開発した。

 

元祖は、タカジン氏が開発した水中虫の目レンズ「トトメ」

 

http://www.takazin.com/magazine/img/totomega.neo_clg18.10.25s.pdf

 

その後

イノンからも、「水中マイクロセミ魚眼リレーレンズ UFL-MR130 EFS60」

http://www.inon.co.jp/products/housing/inonport/uflmr130_efs60.html

 

などの後発なので、

3つの特徴を持っている。

 

1つは、35mmフルサイズのセンサーに対応している点

 

2つめは、画角が変更できる点

 

3つめは、水中で着脱ができるので、カメラに取り付けたマクロレンズのみの撮影が、可能な点である。

 

しかし、

デメリットとして、

 

先発2社製より

大きく・重たいレンズ群になってしまい。

 

最も、販売価格が高額である。

 

この手のレンズを使った事のある人は、良くわかると思うが、

撮影には、大きく二つの問題がある。

 

一つは、レンズの前球を被写体に恐怖感をあたえないで、近づける事( ..)φメモメモ

その為には、レンズの先端は、小さければ小さいほど良い。

意外な事が、水中では、物が押す水圧のちょっとした変化を敏感に生き物たちは、探知する。

 

なので、

残念ながらセットの画像性能より、

システム全体のサイズの方が重要とハリ魔王は考える。

 

もう一つは、迫力のある画像をとる為には、なるべく、ローアングルを心がける事である。

これが大変難しい。

 

砂地での撮影では、ハウジングの下側、そして、自分の顔のサイズまで、全てが左右する。

 

タカジン氏は、それを可能にする複数の工夫をしているが、それを習得するのにかなり難しい( ..)φメモメモ

 

折角、このシステムを用意した水中写真愛好家が段々このシステムを使わなくなるのはこの辺にある。

 

今回の試作品は、この点が画期的である。

 

そう、角度を付けて、ローアングルがスレスレで撮影できるのだ( ..)φメモメモ

 

これイイね。

『やっぱ、Nauticamだわ(*^ー゚)bグッジョブ!! 』

 

このシステムは、コロナ渦の始まる直前に、

昆虫撮影で有名な方が、発表したばかりであった。

 

これを知っていたタカジン氏も、ハリ魔王も、水中用の開発をしたかったが、その開発費用は、宝くじでも当たらない限り捻出できない。

考えた方にも、お礼のお金が必要だしね。

(私たちは、良識のある日本人)

通常タイプですら一般的にならないのだから、これが、売れる保証は、まったくない。

 

世界が、相手の、Nauticamだからこそ可能な開発と言えよう。

 

さあ、車一台分の費用はどこから捻出できるか?

 

これに、何を組み合わせるとだれもやっていない映像が撮影できるか?

 

考えたらワクワクしたが、

隣で、見ていた阿部カメラマンは、

「ハリちゃん何を撮るの??何かの肛門!!」とふざけていた(苦笑)

 

確かに、クレージーな器材である。

 

流石のフィッシュアイ社もモニター器材の貸し出しリストには入らないそうである。

 

当たり前だよね(苦笑)

 

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