ホワイトバランスの変更② ハリ魔王高速シャッターモードの設定方法Ⅵ Tough TG-6+ NauticamTG-5〈TG-6〉

ホワイトバランスの変更① ハリ魔王高速シャッターモードの設定方法Ⅴ Tough TG-6+ NauticamTG-5〈TG-6〉

https://htmmarine.hatenablog.com/entry/2020/04/29/232929
の続きになります。

前回
『このリンク先でも、リンクしている。
矢野維幾御大のINON映像と、
https://www.youtube.com/watch?v=7FSUmGxPV1o&t=2s
同じレベルで、
「水中可変赤フィルター M67」を使用しなくても、
同等撮影が、可能な方法が、
Tough TG-6に、搭載されている事に気が付いている。』とφ(・ω・ )メモメモ
書いた件を可能にするための設定について話していきたいと思う。

 

このTough TG-6のホワイトバランスには、
説明書に記入されていない、仕組みが、搭載されている事に気が付いた。

ハリ魔王は、
ストロボを使用する場合だけでなく、
水中で、使う場合は、任意でホワイトバランスを固定した方が良いと考える様になっている。

さらに、海水色の影響を考える。
例えば、伊豆や、沖縄のリーフに近い場所では、
海水は、淡水の流入の影響等で、グリーンがかかって見える。

これが、
OLYMPUSの場合、
極端に、誇張される傾向がある(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

それを、自然な印象に見える組み合わせについても、今回は、書いていきたいと思う。

また、
詳しく書いていくと、詳しくなりそうなのでね、気をつけたいと思うが、中々。難しいorz

まずね
はじめて変更する方は、
※ 「通称名OLYMPUSブルーが好きな方」は、変更してはいけない。

ホワイトバランスを

f:id:HTMMarine:20200429232730j:plain

オートから、

f:id:HTMMarine:20200505013509j:plain



CWB(色温度指定)を選択して、そのままの5400ケルビンに登録をする。

これが基本になる。

 

ストロボ光で撮影する場合は、
ストロボ側にフィルター類を付けないでそのまま撮影すれば、

ほとんど、問題なく撮影できる。


※ 「拡散フィルター・色変更フィルターは、それに合わせて、CWB(色温度指定)を変更する必要がおきる。」

 

CWB(色温度指定)で、
ケルビン値を固定すると、水中プリセット(3種)が
その数値の影響考慮して、ホワイトバランスを調節する。

 

自然光撮影では、ほとんど、

「水中可変赤フィルター M67」を使ったのと同等の発色を得られる。
また、3種類を水深に合わせて変更することで、
ほとんど、海水の影響を受けないで、撮影可能になる( ..)φメモメモ


ハリ魔王の感じる海水色とは、違いがある。

そこで、
他のデジタルカメラ同様ケルビン値を変更して対応している( ..)φメモメモ

参考にしたのは、
http://www.inon.co.jp/pdf-dl/_userdata/ColorTemFilter_technic.pdf

参考ページでは、4600ケルビンまで、下げて使っているが、
ハリ魔王の感じる海水色は、
4900ケルビンに変更して、
INON 色温度変換フィルター[4900K]の組み合わせを基本にしている。

このブログでおみせした。
Tough TG-6とS-2000組み合わせ撮影水中画像は、
すべて、この調節をして撮影している。

変更は、
オートから、

f:id:HTMMarine:20200505013509j:plain

CWB(色温度指定)を選択して

f:id:HTMMarine:20200505013657j:plain

INFOをクリックして

f:id:HTMMarine:20200505013714j:plain

4900ケルビンがないので、5000ケルビンを選択する。
※4800ケルビンを選択すると最短付近で黄ばみ現象が若干おこる。

 

 

INON以外のストロボメーカーで、
この方法を使う場合は、かなり、注意が必要である。

ほとんどの場合
拡散効果・ソフト効果と、一定の色温度変更が一枚のフィルターで行われている。

SEA&SEAの用に
カタログ・説明書にそのフィルターのケルビン値が掲載されている。

それ以外のメーカーは、データを記載していないorz
感覚で、最適を探すしかないので、

ほとんどの方は、「こんなものか?」というレベルで使ている。

 

この感覚が、実は、詰めの甘い映像になってしまう。
そのままを後加工すると、ほかの色を犠牲にする事になる。

 

OLYMPUS UFL-3の付属フィルターはまさにそのようなレベルで、
残念なことに、SEA&SEAのOEMのストロボであるが、
純正SEA&SEAの拡散フィルターとは、発色に違いがある( ..)φメモメモ

 

SEA&SEAを含むそれ以外のメーカーでは、
純正フィルターのそれ以外の数値にする場合は、一般的には、かなり厳しい。
方法は、いくつかあのだが、『一長一短』である。

SEA&SEAのスタッフに、会うたびに、希望しているが、
一部のプロカメラマンからしか依頼がないそうでアルorz

ハリ魔王などのレベルなら、
無ければ、自分で制作しますからね(^^)/

発売されないだろう。

 

今回の「Tough TG-6+ NauticamTG-5〈TG-6」組み合わせの依頼者は、
OLYMPUS UFL-3を使っていて、
付属フィルターの光の方が、柔らかく回って好みだそうだ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ピクピク

しかないので、
SEA&SEAの純正フィルターより
ほんの少し、低いだろうと想定して、

f:id:HTMMarine:20200505013941j:plain

5200ケルビンでスタートして、問題があれば微調節をする事にしたφ(・ω・ )メモメモ

実験撮影映像は、後日、お見せするが、
OLYMPUS UFL-3・付属フィルターの組み合わせは、
5200ケルビン程度で、良いようであると思われた。

その代わり、
ストロボ撮影の場合は、
ハリ魔王設定より、
海水色が、淡水の影響を受けた場所では、
よりグリーンの発色が強い印象になるφ(・ω・ )メモメモ

依頼者には、
その点が気に入らない場合には、
後日、調整フィルターが、必要になった時点で、
制作を依頼してほしいと伝えた。

納品して、数カ月が経つが、その依頼はない。

 

普通に、ストロボ撮影をしていると、それ以上は、気にならないだろう。

 

以前使っていた、

OLYMPUSの旧型ミラーレスより、
Tough TG-6のこの組み合わせの方が、優れているから
それだけを使って、撮影で、十分、満足してくれている様である(^_-)-☆

 


にほんブログ村
水中写真のランキングをしています。
この日記が、
気に入っていただけたなら(*≧m≦*)
https://photo.blogmura.com/p_underwater/ranking.html?p_cid=10348756

ポチとしてくださいませm(_ _"m)ペコリ
または、
ぺージ下部ミジンベニハゼのバーナーを
ポチとしてくださいませm(_ _"m)ペコリ~~~