海水色を調整すると!?① OLYMPUS Tough TG-5+PT-058

今回も、長文の為に、一回では、アップできない。
ご了承願いたい<m(__)m>

オリンパス水中ホワイトバランスは、
万能ではない。
 
伊豆の海は、
もちろん、
ある程度綺麗な場所でも、
水面から見た時に、海水の発色に、エメラルド色があれば、
ほぼ、綺麗な発色は、望めないφ(・ω・ )メモメモ
 
 
もちろん、
このバランスに合わせた
ストロボ光を発色作る事は、可能であるが、
その調整は、相当の知識が必要になる。
 
そんな調節をあきらめるなら、
ストロボ光に合わせて、ホワイトバランスを決定すればよい。
 
海水色は、
ブルーに表現できなくても、
最近のフォトショップで、加工をすれば、
ある程度は、修正が可能である。
不自然で、作り物ぽくなってしまうが|_| =3 ズコー
 
それならば、
撮影時に、ある程度その日の水色に合わせてφ(・ω・ )メモメモ
自然に見える色に調整すれば良い。
方法は、
海水色を液晶画面で、確認しながら、
色温度指定CWBホワイトバランスを使い
5000ケルビン以下に調節すれば良いφ(・ω・ )メモメモ
 
肉眼で、感じた
海水色の発色に近づけるためには、
4800ケルビン5000ケルビンが適していると(g)b
ハリ魔王は判断している。
 
ダイビング雑誌などが、
好む艶やかさのある水色は、
4600ケルビン以下
その数値で、だいたい、調節すれば、
そこから、画像ソフトで編集しても、
不自然なほど加工する必要は感じないだろう。 
加工時間も、短縮できるφ(・ω・)メモメモ 
気を付けてほしいのが、
ここまでは、あくまで自然光(太陽光)のみ撮影でのお話
 
通常
イノンも、SEA&SEAも、
発光するストロボ光は、
陸上の自然光の日中色に合わせているので、
5500ケルビン前後で、自然に近い発色である。
 
標準の拡散フィルターを付けると
少し暖かい色に変化するが、5000ケルビンまで、落ちる事はない。
[各種ストロボの仕様表で確認できる。]
 
そのまま
ストロボをたいて、太陽光とミックス光撮影をすると、
ストロボの光りが当たった被写体色カブリをして撮影される。
 
そこで、
その色カブリを補正する必要があるのだが、
陸上のコマーシャルフォトグラフの世界では、
その様な調節をする
フィルターはパーサイド各社から、発売されている。
 
水中用では、
残念ながら、そこまでを商品化しているのは、
イノン社のみである。
 
前回の映像と比較してほしい。
 
被写体のダイバーのサンタコスが、
S-2000の光量で間に合うような距離まで近づいて撮影した。
 
今回も、一切、画像加工はしていない。
アップの為に、
ファイルサイズ変更と、
それに合わせたシャープネスしか変更していない。
4900ケルビン補正フィルターをストロボに付けて撮影した。
 
イメージ 1
撮影モード   シーンモード水中ワイド[絞り優先モード変形]
Av(絞り数値)         2.8
Tv(シャッター速度)   1/60
露出補正             -0.7EV
ISO感度            ISO-200
フラッシュ     S-TTL±0補正
イノンS-2000        STTL-Auto
ホワイトバランス   CWB色温度指定)4800ケルビン
35mm換算            25mm相当+UWL-H10028M67  Type2[100.8°]
アスペクト       4:3
 
この日感じた、
水色に近い発色で、
ダイバーの色も満足な結果
 
文句を言うなら、
少し海水色が感じたより、明るい事
OLYMPUS Tough TG-5には、
絞りと、シャッタースピードを任意で調節する
マニアルモードが、非搭載なので、
これ以上の修正は、撮影時には簡単な方法では望めない。
普通のカメラの撮影手順とはかけ離れた、裏ワザが必要だろう。

続く<m(__)m>
 
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