Nauticam(ノーティカム)7Dハウジング セブラ柄

水中写真をデジタルで撮影していると、
銀影カメラと比較して、
最も、気にくわない点が、通称ゼブラ柄である。
白と、黒の二つの表現が難しい。
 
たとえば、黒い中に、眼がある場合、その目を判るような、露出で撮影をすると、
ほとんどのデシダルカメラは、白い場所がシロトビになってしまう。
逆に、白い部分の発色を優先すると、黒い部分は、黒ツブレを起こしてしまう。
 
自分の場合、シロトビをおこす状態から、ストロボの光量を調節して、
何段階か、微調節をしながら理想の画像に近づけていくのだが、
現実、銀塩カメラで、ポジフィルムを使ったほうが、今までの経験データから、ズーと早く
ほしい、露出を決める事が出来る。
 
今回。
モニターテスト前に、
メーカー担当さんから、中身の7Dの性能が、良いので、ほとんど、ポジフィルムの感覚でも、ゼブラ柄は、納得できる範囲の写真が撮れるという。
 
ナイトダイビングのエキジット寸前に、そのチャンスが来た。
(ファィルサイズ以外未加工)
イメージ 1
一枚目からこの仕上がり
シロトビもなく、眼もクロツブレしていない。
白と黒の間のグレーも、複雑で、綺麗である。
 
しいて言えば、キイロの発色が実物より悪い。
これは、編集ソフトで加工すれば、
イメージ 2
こんな感じに、
十分に、許せる範囲の写真が、
簡単に撮れる。
 
この写真で、キャノン7Dが、マクロ撮影水中用として、お勧めの一台と推薦できると確信できた。