スーパーPFの陸上説明例撮影  OLYMPUS UFL-3をOM-D M-5に使う場合

OLYMPUS UFL-3
OM-D M-5に使う場合は、
ストロボのX接点1/160に、
本体が、
制限される事を前回説明したが

もし、
スーパーPF発光を使うと
どの様な映像が撮れるのか

陸上で、撮影した例を参考にしながら、
どの様な場面で、有効なのが、
その考察を兼ねて、アップして行きたいと思う。

先に、
この機能に、対応した
ストロボが、発売になったら、
少々、
作りに難があろうが、
ハリ魔王は、
2台
発売前から、予約するだろう。

陸上撮影では、
OLYMPUSを使うユーザーに、
当たり前の仕組みが
水中用に採用されない事に、
いきどおりを感じて今回は、書く事にする。


よく、
あたかも、
水中写真の専門用語の様に扱われ、
このブログをお読みの方なら、
聞いたことがあったり
使われた事がある言葉に、
『黒抜き』『アオ抜き』と、言う言葉がある。

コレは、いつの間にか
専門用語に扱われるが、
その様な写真用語は、実在しない。

水中写真バックの海水の色の表現を表している言葉のようだが
『黒抜き』を専門用に変えると、
『黒つぶれ』となり、
『アオ抜き』と言う言葉の専門用語はない。

このバックの色だが、
この言葉により、
海の色は、この色に表現しなければならないと言う
誤解が水中写真をつまらなくしていると
さえ、自分は、考える。

バックの海水の色は、
その表現したい画像の中で、
撮影者が好きに決めてイイのもで、
実際の明るさより、明るくしても、暗くしても、
それは、撮影者の自由である(@g@)b

その範囲は、
シロ『シロとび』から、薄い水色水色淡いブルーブルーアオ藍色黒『黒つぶれ』まで、
海水の濁り具合による色カブリによっては、
さらに、
グリーンや、
エメラルドグリーンなどの色を
足したり、ひいたりしたφ(・ω・ )メモメモ
多彩な色表現
あってイイ(@g@)b

それによって、
暑さや寒さ海の透明感など、
多彩な表現を映像に、反映させて、
独自の感じた世界観を表現するのが、
写真の本来の面白さの一つである。

そう言った意味では、
経験をつんだカメラマンが、
表現できる水中感『特に広角撮影』は、
銀影写真には、敵わない部分が、
デシタルカメラには、現在もある。


しかし、
この数年の技術の進歩は、
目覚しくφ(・ω・ )メモメモ

そんな、部分も、
ポジフィルムを使わなくても、
表現できる様になった。

その色のコントロールには
シャッタースピードと、
絞りの使い方
ストロボ光の発光量と、
さらに、
ISO感度の組み合わせ知識が
必要でφ(・ω・ )メモメモ

最初に書かれた物を調べると
水中写真の基礎を学べる本1 水中写真マニュアル」で、
http://blogs.yahoo.co.jp/h_t_m_harima/17526580.html
紹介した。
水中写真マニュアル 」p86~p88に載っている
日中シンクロと、
スローシンクロを理解して、
水中で使いこなせるテクニックと

水中写真の基礎を学べる本3 水中写真虎の巻」
http://blogs.yahoo.co.jp/h_t_m_harima/19280415.html
で紹介した。
水中写真虎の巻」p113~p127を理解して、
水中で、刻々と変る条件の中で、
自分の感じる表現をする事ができれば、
可能である。

もし、
コレができたら、
どんな水中写真コンテストでも、
入賞以上のレベルが撮影可能でφ(・ω・ )メモメモ
もしかすると、
それを研ぎ澄ませる事ができれば、
水中プロカメラマンにも、なれるだろう。


それを簡単に、可能に、するためには、
ストロボが正確に、
適正な光量「自分が感じた表現にあった光量」に発光できて、
バックの水の色を、
選んでいる絞り値にあわせて、
正確に、シャッタースピードを選べる必要がある。

その時、
シャッタースピードを速くできなかったら、
それ以上の海水の色の表現は不可能になるのだ。


ISO感度を上げると言う方法もあるが、
それを使うとより、
正確で、
細かいストロボ光の調節が必要になる。


多分、
ハリ魔王が、今何を書いているか
「理解できない」方のほうが多いだろう。

それをある程度、
簡単にできる様に
撮影する事ができるのが
スーパーPF発光なのだ。

下記に、
シャッタースピードだけを変えた撮影映像をお見せする。

1/250
イメージ 1

1/500
イメージ 2

1/1000
イメージ 3

1/2000
イメージ 4

1/4000
イメージ 5

1/250~1/4000で、ほぼ同条件のフラッシュ光をTTL調光することができる。


この機能を使えは、
後は、
シャッタースピードをしたい
バックの海水の色に合わせればいい。

後は、
デシタルカメラになって必要になった。
色のバランスをホワイトバランスで調整すれば、
かなりの広い範囲の調整が可能となる。

コレを使いこなす事は、
他のメーカーでは、
相当量の以上の経験が必要でφ(・ω・ )メモメモ

それがなくても、
このシステムを使えば、
ある程度の経験を身につければ可能になる。


また、
自分達プロにとっても、
取材時間の限られた条件でより
効率よく撮影を進められることにも
つながると考えている。


さて、
OLYMPUS UFL-3悪口だけに、
とられそうなので(;´д`)トホホ…

同じ陸上用で撮影した(@g@)b
1/160秒の映像を見てもらいたい
イメージ 6
明らかに、
オーバー目に被写体のステッチダイバーに、
フラッシュ光が当っている。

OLYMPUS UFL-3
テスト結果の方が、
ズーと安定している。

OLYMPUS UFL-3調光レベルは、
1/160秒以下特化して作られていることが、
想定できた。

そういう意味で、
速いシャッタースピードを必要としない。
条件では、優れていると言える。

主なテストモニターが終った
現在も、
伊豆仕様として、
ハリ魔王が、現在も、使っている訳である。


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