水中撮影のTTL調光ヒストリーⅠ Nauticam TTLコンバーター Nikon

一般使用において
簡単に、水中撮影で、
ストロボが使えるようになったのは、
ニコノスVに、開発された。
専用コードを使ったTTL調光が始まりである。
 
発売の段階で、
すでに、
当時の陸上用ニコンTTL調光より、劣る仕組みだった
 
それでも、
それ以前の水中写真では、
ストロボガイドナンバーに合わせて、
絞りは、撮影距離に合わせて1通り
または、ハーフ発光が付いているストロボならば、
2通りの選択で、絞りによる微調整しかできなかった、
フルマニアル撮影か、
役に立たない、外部測定方式オートストロボの仕様だった。
 
各絞りを使用できるという事だけで
画期的な仕組みであった。
 
しかし、
水中の被写体反射率を考えていなかったので、
に、オーバー目ストロボ光が照射された。
 
当時は、
ストロボ側にその微調整をするダイアルは、
搭載されていなくφ(・ω・ )メモメモ
カメラ側で調整した。
カメラも、ストロボ光のみ小さくする仕組みは
搭載されていないので、
露出補正ダイアルを使用して調整を行いφ(・ω・ )メモメモ
自然光とのミックス光に、影響が起きた場合は、
シャッタースピードを調整して、バランスを取った。
 
このブログでは、
ニコノスⅤ型で、
データ撮影した映像をお見せするのが一番良いのだが、
残念な事に、
そこまで古いポジフィルムは、処分して保存していない。
 
そこで、今回は、前回の映像と比較してお見せするのは、
ニコンF4に、SB-105を組み合わせて撮影した
TTL調光のテスト撮影をした映像をお見せする。
 
ポジフィルムをスキャニングして、
なるべく、現物に近い加工をしている。
本来のデータとは、微妙に違う事を了承してみていただきたい。

105mmマクロレンズで、1/4倍の映像である。
 
 
イメージ 1
 
イメージ 2
イメージ 3
 
1/3段程度オーバーな仕上がり
 
 
イメージ 4
やっと、バランスがとれた。


 
イメージ 5
 
イメージ 6
イメージ 7
SB-105のフル発光より、光量が必要になりアンダーに仕上がった。
 
当時のTTL調光はこの程度のレベルφ(・ω・ )メモメモ
 
 専用コード・取り付けコネクターの扱いが悪いと、
ミス発光を繰り返す特徴もあり、
ベテランカメラマンでも、
TTL調光を信用してはいけないと言う時代であった。

今回の
Nauticam  TTLコンバーター Nikonシリーズのお話では、
このレベルの調光[ニコノスTTL調光時代]に使う事にする。
 
前回の
『初テストはD-2000S-2000からスタート Nauticam TTLコンバーター Nikon
開放映像と比較すると、
[ニコノスTTL調光時代]より、
かなり進歩している事が判るだろう。
 
文が長くなるとアクセス制限がかかるので、
次回は、コンバーターの登場した時代について書きたいと思う。

続く
 
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