変更するコンバーターを製造したイノン社が、次に発売したのが、
Z-22
このストロボの登場と共に、
現在の水中ストロボでは、当たり前の装備になった。
光ケーブルを使用した、TTLシンクロシステムが登場する。
このシンクロシステムについては、
現在のデシタル使用になるまでの
お話で書かなくてはならないので、
今しばらく待ってほしい。
今回は、このシステムの登場がもたらした事
以前も話したが、
それまでの水中TTL調光は、
陸上での標準的な被写体の反射率を考え
被写体までの撮影距離も、陸上で一般的に多用する
50cm以上離れている距離を優先していた。
フィルムの感度情報は、ISO感度のDXを使い情報をえて、
発光量を調節した。
もちろん、
それを有線ケーブルで、情報をストロボと共有する仕組みである。
(現在のカメラメーカー純正の組み合わせまで続く仕組み)
これらの情報条件を
光ケーブルを使うこのシステムに合わせると、
絞り値解放から、
f-4 シャッタースピード1/90
f-5,6 シャッタースピード1/90
f-8 シャッタースピード1/90
f-11 シャッタースピード1/90
1/3の映像だが、
ほぼ同じ光量でストロボが同調している。
-0.7~-1.0に、ピークがある画像である。
今回のフィルムのデシタル加工でも、
フィルムとの画像の明るさに変化は、ほとんどなかった。
ほぼ、現在の水中TTL調光使用と変わらなくなった。
Z-240タイプ4以外は、同レベルで調光している。」
しかし、だれがとっても、同じ明るさで撮影できるが、
作者が意図する明るさに調節するのは、共通だし、
水中TTL調光の苦手な条件は、クリアできていない。
そして、
この光ケーブルを使用する仕組みは、
ニコノス型シンクロコードに変わり、
この後の水中TTL調光の主流になっていく
残念な事に、中のカメラの進化により、
そこに、大きなギャップを産むことになる。
続く
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