デシタル化から始まった水中TTLの氷河期からS-TTLの登場① Nauticam TTLコンバーター Nikon

 
今日の更新は、映像もありません
Nauticam TTLコンバーターNikonと、直接、関係のある話というより、
水中TTL調光のお話をする上で、話さないと現在の状況、
そして、
これからの近未来の状況が理解してもらえないので、
書いて行きたいと思う。
 
Nauticam TTLコンバーターNikonについて、
必要な事を知りたい人には、スルーしてもかまわない。
 
デシタルカメラが、市場に登場した頃のお話
 
ニコンに事件が起きた。
水中で、SB-103が、高性能充電式乾電池の登場で、
水中爆発を起こす事件が起きた。
 
その一件目の爆発当事者が、ハリ魔王本人である。
 
その頃も、モニター検証テストをしていて
某メーカーの超高容量バッテリーのテストをしていた。
現在、発売されている物より、高容量
 
SB-105より、発色が好みのSB-103を愛用していた。
そのSB-103で、水中爆発を起こした。
 
この件がきっかけで、現在まで行われているリコールが起き、
ニコンの水中機材の撤退につながる
一つの要因を作ってしまった。
 
その後
爆発を防ぐSB-105に搭載されている仕組みが、
充電式バッテリーを使うライト・ストロボでは、標準装備になり、
バッテリーの規格も、現在は、日本は、大変厳しくなった。
そのおかげで、サムスンのスマートフォーンの爆発事件は、
日本国内では起きていない。
 
 
当時、
デシタル化する時に、この事件が起きたため
ニコンは、ニコノス型シンクロコードのデシタルTTL化をはからなかった。
 
初期に、その事があり、
現在まで、有線タイプでのストロボの同調は、
マニアルでしかできない事になる。
 
光ケーブルを採用したイノンは、その後、
S-TTL調光という仕組みを開発する事になる。
 
もう、時効なので、書くがφ(・ω・ )メモメモ
この光ケーブル同調の仕組みは、
当時、パテント(特許)の有効期限が、終了したφ(・ω・ )メモメモ
ミノルタの光調光スレーブシステムを基本に、光ケーブル化をはかっている。
 
フィルムカメラの時代の仕組みだ。
 
その為、現在の陸上のTTL調光では、
複雑な情報を専用光信号や、無線信号などで、
デジタル信号を送っている。
 
このシステムを採用したことにより、
シンプルな仕組みである代わりに、
陸上でのシンクロの様に複雑な情報は、送る事が出来ない。
 
現在までの最大の足かせは、
信号をISO100相当に基本として、
発光させて、光ケーブルを通して送る必要がある。
 
低感度が、
ISO200までしかないカメラでは、
ストロボ側で微調整する必要がある。
 
高感度との調光は、
ストロボ側の調光微調節の範囲で限定されてしまう。
 
もし、有線の信号を使えれば、[純正同士の組み合わせ]
その様な問題は、簡単にクリアできる。
 
初期は、水中デシタル光ケーブル同調は、
カメラによっては、内蔵ストロボの発光した信号をストロボ側で、
発光量をマニアルで調節して、
丁度いい明るさを自分で、作り出す必要があった。
 
いち早く
光ケーブルTTL調光が可能になったのは、
イノン社のストロボと、
 
その為、
その頃から水中写真
または、デジタルへ移行した水中写真愛好家には、
キャノンユーザーが多い事になる。
 
当時は、現在よりシンプルな仕組みだが、
ニコンi-TTL調光システムは、複雑な発光信号だった為
読み取る事が不可能だった。
 
続く
 
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