実物を見た感想は? Nauticam D5

G.W.に予約受付が始まった。
Nikon D5用ハウジング
 
Nauticam D5が、
入荷したとの連絡で見てきました。
 
まず、
 
イメージ 1
見た目が本当に、小さく見えました。
 
 
Nauticamは、ニコン新型ハウジングを出す時には、
新たなチャレンジ・仕組みの採用を必ずします。
 
Nauticam開発者たちは
ニコンひいきの印象すらあります(爆笑)
 
丸い形が、
一つ目の目立つ変更点

あまり、知られてませんが、
被写体へ
特に、魚類の場合
ハウジングを魚に、近づける時におきるφ(・ω・ )メモメモ
海水の押される事におきる乱流を気にする事がある魚がいます。
 
解消方法としては、
ハウジング全体浮力を良く考えて、
比重を海水に近づける方法
(ネクサス・イノンなど、日本の老舗ハウジングメーカーが行う手法)
 
しかし、
この方法には、最大の難点がある。
それは、実働耐圧を空気潜水以上に上げる設計が、不可能なのだ。
 
世界中で、
一番、ハウジングが、売れるアメリカ市場を念頭におくと
彼らが行う、テクニカルディープダイビングで、
使用可能な実働耐圧が必要になる。
 
そうなると、
ハウジングには、肉厚とそれに耐えうる構造が必要になる。
そうなると、
軽量化には、限界がある。
また、
外形フラットな面の構成の設計の方が
コストダウンにつながる。
 
Nauticamは、
そのコストダウンをあきらめても、
より撮影に向いた選択をした事になる。
 
大型一眼レフのキャノン用と比べても、
販売金額が変わらないので、相当、気合が入っているか
新たな加工が可能なシステムを採用したのか
 
Nauticam自信作である事は、間違えない。
 
 
背面側は、
イメージ 2
なるべくシンプルに、今までの基本コンセプト通りの作りを
新型の丸みを帯びたボディに配置している。
 
意外と語られないのが、
 
イメージ 3
レバー類の配置
 
プロカメラマンであれば、
シャッターチャンスにこだわる
その時、
ベストな瞬間に合わせたセッテングに瞬時に変えるか
それとも、瞬間にこだわるか
選択にせまられる場面がある。
 
そんな時に、
シャッター側は、しっかり、ホールドして、
人差し指は、シャッターレバー半押しで押さえて、
いつでも、シャッターチャンスに備えたい。
 
それ以外の操作は、
 
イメージ 4
反対の手に任せたいのだ。
 
このNauticam D5では
シャッター側カメラ本体では、操作するボタン類を
反対側に持ってくる大改造が行われている。
 
実は、
発売当初
納品されたプロカメラマン駄目だしから
あえて、発売を延期してまでも、設計変更したと聞いている。
 
Nauticamにとって、いかに大事なのかφ(・ω・ )メモメモ
良くわかる事例である。
 
べた褒めし過ぎで、
かなりイイハウジングハリ魔王のお勧めととられそうである
 
しかし、
コレは、あくまでも、
コマーシャルフォトグラファー用のハウジングで、
ココまで必要な一般ユーザーは、いないだろう
 
Nauticamも、その辺は、理解しているようで、
シンクロシステムは、今までのモデルのままである
(プロには、新型の必要性は無い。むしろ、シンプルな仕組みが求められる。)
 
そう言う意味では、
ニコンAPS-CモデルフラッグシップD500用には、
もっと気合が入ってくるだろう
 
そう予想できた。
 
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