前回の続きです。
前回も書いたが、
なるべく、
ハウジングの値段を抑えて、
SEA&SEA MDXシリーズのハウジングの
SEA&SEAのコンセプトは、
・テックダイビングで、潜れる標準的深さ水深100mに対応
・マイナスに近い水温の寒冷地の使用に対応
・一般ユーザーの要求見た目のコンパクト
そして、
・SEA&SEAのストロボとの最大のマッチングである。
以上のコンセプトで、
軽量化を販売価格が考えながらすることは、相当の工夫がいる。
今回のニコンD810は、カメラ本体も、大きく重たい。
ハッキリ言って、
一般ユーザーの使用なんて考えていないカメラだ。
プロユーザーや、ハイアマチュアの写真家向けφ(・ω・ )メモメモ
最初から極端な撮影用だから、ある程度の総重量はしかない。
今回は、
ポートは、
DXマクロポート87
耐圧も、ハウジングと同じく水深100m防水である。
しかし、
その分、ポート重量が重たい。
陸上の輸送は、
過去、
もっと重たいハウジングを30年前に経験しているので、
ハリ魔王は、全然、苦にならなかった。
しかし、
水中重量は?
正確には、水中バランスは?
大型ハウジングをはじめての一台として使うなら、
お勧めとは言いがたい。
自分が、このハウジングに、
ポートの耐久性・耐圧性能を下げた。
軽量化した社外品を使うだろう。
Athena社マクロポート105n
要注意)
このポートを使用すると、
PL法上のメーカー製造責任は問えない。
SEA&SEA MDX-D810ハウジングのバランスから考えると、
ワイド用ポートから、
ポートバランスがイイと感じた。
ウミウシなどの小型生物や、
近づいて撮影する事の難しい共生ハゼと、テッポウエビなどの
マクロ撮影向きとは言いがたい。
マクロ撮影は、APS-Cのカメラに、その一理があるφ(・ω・ )メモメモ
ハリ魔王は、
今回、
その無理を承知で借りているので、
誤解しないでいただきたい<m(__)m>
今回このハウジングを借りるのに
ストレート(180°)ビューファインダーを
貸してくれる様に依頼した。
老眼が始まっている。
ハリ魔王には、
このファインダーと、
ハウジングの外から、
視度調整ダイヤルが調整できる機能は、大変ありがたかった。
今回の撮影では、
ナイトダイビングは、一回しか行わなかったが、
特殊蓄光シールは、ありがたい。
シャッター側ダイアルは、
水中での使い勝手を優先しているので◎
シャッターは、
スプリング式なので、
半押しキープに相当の慣れが必要φ(・ω・ )メモメモ
一般向けを考えると、改良の余地がまだまだある様に感じた。
コレは、今後に期待\(^o^)/
反対側のダイアルは、イイねを連発した。
AFモードと、M-AFの切り替えは、絶妙な配置(*^ー゚)bグッジョブ!!
フォーカスノブは、
もう少し大きい方がハリ魔王は、好みかなという感じ。
ハリ魔王が、イマイチと感じた点
1.SEA&SEA ハウジングのコメントをする時、毎回書く、グリップの形状
SEA&SEA MDX-D810ハウジングの様な大型を使うと
なおさら小指のグリップが気に入らない。
撮影の組み合わせデータを
液晶モニターに、表示すれば何も問題が無いが、
フィルム時代からのニコンユーザーには、
表示パネルを確認する癖があるので厳しい。
というか、
ニコンすきのカメラマンは、
基本コンセプトを
長年変えない所が、ニコンの好きな所なので、
NPSプロのハリ魔王は、水中で、癖で確認して、
イライラした。
金額上のコストを考えるとしかないと判っているがorz
3.スライドベースのロックがない。
デシタル一眼の動画性能がアップしてから、
このクラスのカメラを使う方の水中ビデオライトが
大型化している。
SEA&SEAの商品を使う上では、問題ない設計だが、
そう言った物を付ける時には、水中脱落の危険が伴う。
太っ腹なSEA&SEAなら、
そんな、商品も安心して付けられる配慮をしても
イイのでは(*^ー゚)v
こうやって、書くと
気に入らない点は、ハリ魔王の要望にしか聞こえない(爆)
撮影スタイルに合わせて、
カメラ選びだけでなく
使いたいレンズをも考えて
ハウジングメーカーを選択する時代になったかもしれない。
フルサイズデシタル一眼が、
なんでも、万能とは言いがたいとφ(・ω・ )メモメモ
ハリ魔王は、改めて
伝えたい。
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