RCモードの最大の利点の一つは、本当か? OLYMPUS UFL-3

オリンパスのカメラと、
OLYMPUS UFL-3を使うと、
ISO感度は、固定しなくてもいいという。

水中ストロボのメーカー品は、
内蔵フラッシュ通常発光させて
その光の光量を精確に測定して
それに見合った光量を外付けストロボに、
発光させる事により、調光させている。
 
この方式では、内蔵フラッシュの光量
特定ISO感度として測定する必要がある
 
そこで、
安定調光させる為に、
カメラ側のISO感度100に固定するか
最低感度に固定して、
その光量の差
外付けストロボ側のEV.ダイアル調整する必要がある。
 
 
低感度の数値が、
ISO100より高い
カメラや、
コンパクトカメラで
感度調節機能の無いものにも
光ケーブルを使ったS-TTLを可能にする為に、
イノンなどでは、
S-2000・D-2000のタイプ4からは、
その様なモデルに向くように、セッテングされている。
 
 
自分のモニターテストで、
これらのモデルを使って、
検証するのは、その為である。
 
 
自分の仕事用メインストロボは、
Z-240タイプ4を使っている。
このモデルの方が、
広い範囲の撮影データを持っていれば、
想定した通りに、撮影が進められるからである。
 
 
前置きが長くなってしまったが、
ISO感度を固定しないで、
撮影できると言う事は
一般水中撮影を考えた場合や、
入門者の為を考えた場合
考えなければならない事が、少なくなり、
陸のスナップ撮影に近い形で、撮影を進める事ができる。
 
蛇足であるが、
この仕組みに近い事が、
他社でも、可能なストロボが発売になったら、
ダイビング用のストロボのシア率が大きく変るだろう。
 
 
さて、
実際に、
OLYMPUS UFL-3は、
そんなに便利にできているのか
 
ここまでの陸上のテスト撮影では、
いくつかの感度の選択に
特徴がある様に、感じていた。
 
今回は、
確証を得るためのチェックをした。
モニターテスト後も、
本気で、使うかも
 
そう考えるレベルが無ければ、
ここまでは、調べない。
 
 
自分のガイド時に記録用に
使用するオリンパス用には、
OLYMPUS UFL-3を購入しても、
良いかなと考えての事である。
 
ISO AUTOのまま
Tough TG-2

T側撮影で、最も水中で使うf-6.3で確認を開始した。
イメージ 1
撮影データ
撮影モード    Aモード
絞り                f-6.3
シャッタースピード  1/100
ISO感度              200
フラッシュ     RCモード
OLYMPUS UFL-3       TTL-Auto
ホワイトバランス   WBオート
35mm焦点距離    100mm
ISO感度は、ISO200になった。
今までのテストで、気が付いたのだが、
ほとんどの通常撮影テストでは、
AUTO感度が、ISO200に、
Tough TG-2は自動的に、固定されるようである。
 
 
そこで、
感度を変更してみた。
ISO100では
イメージ 2
撮影データは、ISO感度以外何も変化しなかった。
この映像は、
肉眼で見ても解かるほど
アンダー目に
ストロボが焚けている事が解かる。
 
 
 
ISO200では
イメージ 3
撮影データは、ISO感度以外何も変化しなかった。
AUTO感度の露出と、
変化ない事により、
この感度では、
繰り返し正確に、調光で切る事が確認できた。
 
 
ISO400
イメージ 4
 
 
ISO800
イメージ 5
本来は、
AUTO感度の露出と、
同等でなくては、ならないのに、
オーバーに撮影される。
 
さらに、
ISO1600では
イメージ 6
完全に、
オーバーフル発光
なっていると思われる撮影データorz
 
この時点で、
絞りf-6.3で、
陸上では、
RCモードは、さほど機能していないという結果
水中では、
海水の密度の影響があるので、
陸上とは、
違う結果になる可能性があると考えた。
 
 
そこで、
絞りを最大に絞ったどの様に、
テストデータが変化するのか
興味を持った。
 
 
 
 
 
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