表現できないキラメキにかこまれて 新ラジャ・アンパット紀行

急に、倒れて、
入院生活も、一週間を迎えた。
最初は、何も考える余裕がなかったが、
段々に、回復に向かうにしたがって、
自分は、何をしたいのか、じっくりと考える時間ができた。
 
昔、20歳代で、死に掛けたあの日と同じ事を思い出した。
 
水中で、あの心地イイ太陽光のキラメキにかこまれたい。
その時は、半年もダイビングを禁止させられた。
解禁後、初めて、潜った
IOPのオクリ出しの早春の太陽の差し込む日差しは、
今も、目に焼きついている。
 
それ以来、自分の感じた太陽のキラメキを写真にする事
自分の新たな撮影テーマになっているが、
いまだに、表現できていない。
 
ラジャ・アンパットでも、
暑苦しいラジャ・アンパットの太陽を感じた。
素直な気持ちで、
最も信頼できるフル女房ニコノスⅤに、
自分所有最後の一本になった、
旧SEA&SEA12mmフィッシュアィレンズを使った組み合わせで、
シャツターをきった。
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 その瞬間、
また、自分の感じたあのキラメキではないことに気がつく

つたないままの技術
 
いつかは、その光を表現したい。
 
今回は、
長くダイビング禁止には、ならないだろうが、
今度は
どんな日の光を感じられるだろう。
 
そして、また、表現の模索が始まる。