年末から、年明け半ばまで、
ラジャ・アンパットに宿泊して、
一番不思議に思ったことは、
潮の干満である。
前回は、気にならなかったのだが、
今回、長く宿泊して、気が付いた。
1日2回干満を繰り返すのは、同じなのだが、
その干満の差が、かなり大きい
奥まっていて、入り組んだ、海峡・湾では、
良くそんな事があるので、
最初は、気にしていなかった。
この干満の差が大きいほど
海水は、
浅く太陽に温められた海水と、
深い水深の海水が混ぜられ、
栄養分豊かな海水になる。
それをエサに、プランクトンは増え、それを求めて、海の生物が豊かになる。
どうやら、この事の影響の方が、
オニイトマキエイや、ビンナガマグロの群れが
見られる季節に
関係しているように感じた。
それと、海の荒れるシーズンの終わりが、大物の遭遇率をあげているのかもと感じた。
それにしても、潜ぐって撮影するのは、流れが強く大変である。
タイドテーブルに、違和感を覚えた
日本だったら、
大潮に該当する日が毎日続く
宿泊したリゾートの砂浜は、
毎日、満潮時ビーチが海の下に沈み、
植え込みまでせまる。
干潮時には、
リーフが姿を現すが、
大潮の時だけに、
空気中にさらされるサンゴがあり、
異臭を発するのだが、それも無い。
と言う事は、
いつも、
この干満の幅を繰り返していることになる
通常2週間ほどの周期で、
干満の大きさがかわるのだか
ココでは、
毎日が大潮と言ってイイ状態がつづく
前回の6月には、そんな印象がまったく無かった。
帰国後
ラジャ・アンパット
または、ソロン近郊のタイドテーブルをさかした。
ソロンから南側数百キロ離れている場所の物を手に入れた。
この表によると、
時期の干満は、
ほぼ毎日、
日本の大潮にあたる日が続き、
最終日のみ中潮にあたる。
この場所より、
赤道に近い
ラジャ・アンパットはこの表より、
太陽潮の影響は、
さらに大きくなり、
太陰潮(月の影響)より
上回ってしまう時期だと思われる。
そうなると、
大きなカメラを持って撮影をするのには
常に流れの影響を考慮しなければならなくなってしまう。
ダイビングにスキルレベルが低いダイバー(日本の一般ダイバーレベル)では
かなり、危険なレベルである。
また、クルーズ船が、
この時期に
この海域にこの年初めて来ると言う事は、
ほとんどのガイドが、
この状況に、不慣れと言う事になる。
何故
リゾートのチーフガイドが、
自社のクルーズ船の管理に、
行ってほとんど帰ってこなかったか理解できた。
この状況で、
ベストなタイミングを見て、
チーム編成をコントロールするのは、
かなり難しい。
NAUIインストラクタートレーナーの資格を有する自分でも、
ココのガイドをするのなら、最低、1シーズンを見て、初めて可能だろう。
しかし、
そのコントロールをしてくれるガイドと潜ると、
魚たちの群れは、潮のよれの中に、貯まっている。
それを狙えれば、
こんな映像も、簡単にゲット出来る。
流れがあって、
泳げる場所が限られてしまう小型魚の大群は、
非常に撮りやすい
ラジャ・アンパットらしい
荒々しい根と組み合わせると
こんな雰囲気に
こんな瞬間に、出逢えるからダイビングはやめられない(笑)
やっぱり、ラジャ・アンパットの海には、素敵な出会いがある(爆笑)
所で、
タイドテーブルと、天候を組み合わせた場合
いつ頃が、ベストシーズンと言えるのだろうか
次回は、もう少し、詳しく調べて書いていきたいと思う。
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