流れが速い事もタマにはイイ事?! 新ラジャ・アンパット紀行
今回のラジャ・アンパットは、
毎日、いつも潮が速い。
その考察については、
「タイドテーブルから考えるベストシーズン① 新ラジャ・アンパット紀行」に、書いた。
その逆
潮があるからこそ可能になった瞬間を見せたいと思う。
バラクーダの仲間は、
昼間は、半分眠っている状態で、群れている。
何も無ければ、
流れのあたる場所の流れのよれの中に、
ボーと浮いている。
しかし、通常は、その流れのよれの出る範囲は、非常に大きい
何故か
潮通しの良いポイントの全てで、見られるのに
ラジャ・アンパットのバラクーダの群れの規模は
潜りなれたセベレス海と比較して小さい。
潮がゆるやかだと、
広角で撮影してしまうと、まばらな印象orz
この季節は、
群れのサイズは、変わらないが、
かたまって、よれの中を泳いでいるので、
画作りにイイφ(・ω・ )メモメモ
しかも、前半組みの大物撮影隊は、
この日のボートには、
近くの超安宿屋パフアンスタイルの
コテージ宿泊の白人ペア2組
とっても、この流れの状況で、潜るのは、
場違いのスキル
ガイド3人は、その面倒に当たり
このポイントが、
4回目の自分は、ほったらかしに
まあ、
それでも、撮影に、支障が無ければ問題ない。
よれの岩陰につかまり、
息をこらえて、殺気を消した。
一番、泳ぎ易い場所なのだろう。
バラクーダたちが、近寄ってきた。
後は、落着いてシャッターを切るだけ
フィッシュアイレンズで、
1m以上あるバラクーダが、
こんなに近くに悠然と泳ぐ姿を撮影出来る事は、
滅多にないキタ━ヽ(≧▽≦)ノ. ━!!!!!
よく見ると、
この場所は、ホンソメワケベラのクリーニングステーションになっていた。
それが、この幸運をよんだのだ。
ふと、
我に返り、
後ろ側を振向いた。
そこには、
ガイドと、白人ダイバー達がいるはず
外洋の流れのよれの中には、
自分ひとり!!(゜ロ゜屮)屮
あーーー何かあったorz
しかなく
岩から手を離し、予定のコースへ
泳ぎながら、流される。
チャネル中央のエキジットエリアに誰もいない
流石にコレは、
まいった。
このままだと、外洋に流される。
流されて一人では、そう簡単に、気が付いてもらえないだろう。
ハウジング4台を持って、
水路の内側を目指して、泳ぐ泳ぐ
500m程泳いだら、流れが変わった。
今度は、水路の中側に、激流で流れ出す。
流されながら、
岸側に、泳ぎ続ける。
ポイントから、一番近いリゾートのものだろうか
水中に、
壊れたブイを発見
急潜降して、ブイのロープをつかむ
コレで、
流されなくなった_ノフ○ グッタリ
海面に顔をだして確認すると、
エキジットポイントから、
2km以上は、離れていた。
水面で待つ事、30分程、ボートが迎えに来た。
ボートの中は、
通夜の様に静かである。
一番若い白人女性が、
流れにパニックを起こして、
予定のコースに行けずに、
他のメンバーと、ガイドと外洋を漂流したそうである⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ピクピク
翌日のボートには、
パニック彼女とボーイフレンドは、
乗っていなかった。
ラジャ・アンパットは、
流れの速い海
くれぐれも、
『行けば何とかなるという、
気軽な気分でツアー参加しないでいただきたい。』
ところで、
撮影したバラクーダのお腹は、
皆ペタンコ
かなり長いこと、
エサを獲れていない証拠
流れが速いためだろうか
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