ダイビングのベストシーズンとは!? 新ラジャ・アンパット紀行

今回、
ラジャ・アンパットに、いく日程を決める時
 
いくつかのえられた情報から、年末年始を中心に決めた。
 
クルーズ中心の情報では、
三月がベストシーズンと言っているが、
はたして、それが、初めから本当か疑わしかった。
 
その一つ目は、
クルーズ船のほとんどが、
コモド諸島などのクルーズが、
シーズンオフ「海が荒れて、クルーズが厳しい状況」の時
その船を使って、ラジャ・アンパット海域「海が荒れると、ソロンの反対側海域をクルーズしているクルーズする日程を組んでいる。
 
その為、海峡が入り組んだ、
ラジャ・アンパット諸島海域の
ダイビングスケジュールをたてられていない
ガイドが付く事が多い。
 
まず、
クルーズ船が就航している季節が、
ダイビングベストシーズンの可能性は薄いと感じた。
 
地形から、ポイントによっては
宿泊に快適な大型クルーズ船に向いていない事は、明白で、もし、海が荒れたら、
とても、船酔いなしで寝ている事は、不可能だろうと想像した。
 
クルーズ船では、
リクエストのポイントに、
何度でも、チャレンジする事は不可能だろう。
 
広い意味でのこの海域の生物層を知るのには、広く浅く、移動しながら潜るクルーズの方が有利な反面
 
ラジャ・アンパットらしい生き物を見る、
腰をすえて撮影するのには、
不利としか言えない。
 
 
ラジャ・アンパットの気象を調べると、
一日に、雨と天気を繰り返す熱帯雨林気候である。
通常は、それでも、モンスーンという、雨の少ない季節、
または、乾季がある。
しかし、
この海域に、それが無い事は、少し気象を調べれば解かる。
 
3月に、
12週間「年によってマチマチ」だが、
風向きが変わる時に、
無風の時間が長い事がある事が、解かった。
 
この時期をクルーズでは
もっともベストなシーズンと言っていて、
宣伝しているが、
水中のダイビングに、
ベストシーズンと言っていない可能性が高いと感じた。
 
さらに、気象を調べると、6月下旬から、10月ごろまで、
台風の発生する場所へ向って、
強い風が何日も、吹き荒れる事があるのは、容易に想像できたので、
この時期は、移動が厳しくなるので、
 
この海域に近づくツアーは、
行っても、島に着かない 
着いても、ダイビングができない
予定通り帰国できない
そんな恐れがあると考えた。
 
しかし、その季節風に、
かき回された海水により、
プランクトンが増えるので、
その後のシーズンは、透明度は、落ちるが、
一番、生物層が、豊かになるだろう(g)b
そう想像した。
 
前回のリサーチの時、
その頃の見られる生物を複数のリゾートガイドたずねたら、
マンタが見られ、ツナ「小型マグロ」が来るという。
プランクトン食のマンタや、
プランクトンを食べるイワシなどの小魚を狙って、マクロ類が来るという事は、
さほど透明度は落ちなく、ダイビングをメインに考えると、
ベストなシーズン選択に感じた。
 
自分の観察したいことからも考えて、
真逆なシーズンがいいのでは?という、考察が後押しした。
 
11月以降の現地気象は、昼間は晴れ、
夜は、昼間の水蒸気が、入道雲を作り、夜は、雨が降り、風が吹くパターンだ。
夜の雨は風が強くなるので、クルーズは、停泊中でも、ゆれる事は間違えない。
船の揺れに弱いゲストがいたら、それだけで、計画は無理があるのでやめた。
 
その予想は、
気象では、リゾート泊は、大正解だった。
夜の嵐は、日によっては、想像以上
リゾートの木が倒れ、外のイスや、テーブルが、飛ばされて壊されるほどorz
 
いくら、島影に隠れても、
この状況で、クルーズ船には乗っていたら、
自分でも船酔いをしただろうし、生命の危機を感じ一睡もできないだろう。
その疲れで、ダイビングどころではなく、
流れの複雑なこの海域を不慣れなダイブマスター「ダイビング管理者の意味」のガイドで、
潜るストレスを考えただけで、ゾッとする
 
さて、海中は、前回御見せした、
外洋型のオニイトマキエイは、圧巻であったが、
自分の目的の一つ
広角で、ポジフィルムで表現したかった場所の水景は、
 
イメージ 1
予想より濁りの影響を受けてしまった。
 
デシタル化して、加工をしてみたが、
イメージ 2
 
やはり、伝えたい水中の雰囲気にはならないorz
 
 
今一度、別の季節にチャレンジしたい
 
 
 
今回の紀行で、
潮汐の問題が、
この海域を潜るのには、
重要な事と解かった。
 
その問題は、また、近日書きたいと思う。
 
 
次のラジャ・アンパット行きでも、
絶対、自分は、クルーズを使わない。
 
ダイビングのスキルレベルには、
厳しいが、
リゾート泊をオススメする。
 
冷たいようであるが、
スキルに自信のないダイバーは、
ノリでもね、
行くべきではない。
 
そういう意味でも、
ラジャ・アンパットは、秘境である。
 
 
 
 
 
 
にほんブログ村 水中写真のランキングをしています。
この日記が、気に入っていただけたなら(**)
毎回、ポチとしてくださいませ(/ ^^)/ヨロシクね
m(_ _"m)ペコリ