仮称) ラジャアンパットトードフィッシュの死に顔は 新ラジャ・アンパット紀行最終話

「月刊ダイバー2月号」に、掲載され、
仮称提唱させていただいた<m(__)m>
仮称) ラジャアンパットトードフィッシュ 
Batrachoididae, indet. gen. & sp.
 
その写真を最後に見せて、
新ラジャ・アンパット紀行を
終わりにしたいと思う。
 
 
年末年始のナイトダイビング中の事
 
普段、
生物層に優しいガイドが、
岩の下から、指示棒で何かを追い出した。
自分たちのグループと違うゲストに、
見せようとして、
ラジャアンパットトードフィッシュのペアである。
 
その翌日から、
何日か、ラジャアンパットトードフィッシュは、ハウスリーフから、見つからなくなった。
 
それから、最初に見つけたのは、
前半組みのツアーが終わる直前
「未同定属未同定種のトードフィッシュ 新ラジャ・アンパット紀行1でお見せした個体だ。
しかし、最初に見つけた時も、
そして、後半組みを連れて、
撮影にチャレンジしても、
前の調査の時のように、
警戒心を解いて撮影をさせてくれなかった。
 
 
あの時、巣穴から、追い出された、
小さい方のサイズに近いものは、
後半組みが、
始まって数日後にやっと悲しい再開をした。
 
イメージ 1
自分は、最初、死んだ個体と思った。
そのあまりの驚き悲しみに
光量の微調節も忘れ撮影した。
 
これは、しっかりと、
この状況を残させねばと、使命感にかられ
より、この悲惨な現状を伝えるのに適切な構図を探して、反対側に回った
 
生きている 
片目のだけ何かで、怪我しているだけ
 
反対側の目は、生きている
 
呼吸は、荒いな
そう思いながら、シャッターを切った。
 
イメージ 2
自分の写真の駄目な事
テンションが下がると、
暗くしか撮影できない。
 
今回は、そのままの雰囲気で見せたい。
 
 
ダイビングポイントとして、
人気が出ると何故か、
その場所のダイバーが潜る
エリアはドンドン荒れる。
 
 
このリゾートのインドネシア人ガイドは、
そんな影響で、海の中が見るも無残になった北スラエシからの出稼ぎ
新しい場所で、自然のままに、見せる為の教訓は、生きていない様である。
 
世界自然遺産に指定されると、
その場所の自然が荒れるという。
 
人間は、いつになったら、
この愚かな行為に気が付くのだろう。
 
ガイドは、
自然な生物の表情を見せればそれてイイ
 
一回で、見られなくて、
それでも見たければ、リベンジすればイイ
それがネイチャーフォトグラフだと思うだがorz
 
 
ラジャ・アンパットの海には、
素敵な出会いがある
 
でも、考えさせられる現実が、
ラジャ・アンパットの海にもあった
。。。(_ _)σ∥
 
 
 
水中写真のランキングをしています。
この日記が、
気に入っていただけたなら(**)
毎回、ポチとしてくださいませm(_ _"m)ペコリ