ブラウンバンデッド・ドティバック 新ラジャ・アンパット紀行

ラジャ・アンパットマンタポイントは、
二箇所ある。
 
 

一つは、
マンタの通る水路を、流れに逆らって泳ぎ続けなければならない。
しかも、その距離の行程は、ゆうに2kmはある。
これだけ長い距離だと、
一回潜れば、コースを大体覚えられるハリ魔王でも、
まったく覚えられない⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ピクピク
ナチュラルナビゲーションの目標の一つ
太陽光の向きが変わる(´Д`;≡;´Д`)アワアワ
ここまで、難しいと、
相当、このポイントに、慣れたガイドでなくては、
とても、無理と、水中で、はぐれない様にした。
もし、はぐれたら、
この流れでは、
自分でも水面に出て漂流するしかない。
 
 
もう一つは、
やはり流れの速い時間帯はあるが、
オニイトマキエイクリーニングステーションになっている岩のそばで、
オニイトマキエイが回ってくるのを待つパターン
デモね
年末は、
クルーズ船も、何隻も、このポイントを狙って集結するil||li _| ̄|○ il||li
本来、おとなしく臆病なオニイトマキエイが、
現れても、見るのが精一杯
確かに、ここのは、超大型だが
見られるチャンスの多さと、
撮影のチャンスの多さなら、
自分なら、サンガラキに行く
 
 
 
昔、サンガラキの隣にあるデラワンという場所で、
仕事をした事がある。
ここは、
本当に、陸上の生活が大変な場所で、
その後の電波少年的調査でも、
平気になるいしずえを付けてくれた場所
 
調査初期に、
その場所で、見つけて、
種名が、わからず、
当時のダイビング雑誌を通して、
種同定してもらった魚があった。
メギス科の魚で、
イメージ 1

ブラウンバンデッド・ドティバック
Pseudochromis perspicillatus Gunther, 1862[Pseudochromidae]
自分も、この時以来出会えていなかった。
今までの生息場所の確認があるのは、
インドネシア,サンガラキ島と、
フィリピン,ルソン島南部アニラオ・パンラオ島・ネグロス島ボラカイ島から、
生態写真が数点報告されている。
ラジャ・アンパットでも、
このポイントでしか、見つけられなかった。
しかし、この個体は人間なれしている。
 
 
流れの速い砂地で、
長時間ダイバーが、滞在すれば、
フィンで、水底を何度も蹴る。
その拍子に、砂の中の生物を狙っているのだ。
これはいい( ´艸`)プププ  
流れ向きを考え、砂埃が、写らないよう工夫して、
砂をかき回した。
すぐに、岩陰から、飛び出てきた。
その瞬間シャッターを切った。
イメージ 2
目線は、カメラ目線で、
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!!ご飯マダァ-
そう言っている様に見えた(*´ェ`*)
 
 

こんな瞬間に、
出逢えるからダイビングはやめられない(笑)
やっぱり、ラジャ・アンパットの海には、
素敵な出会いがある(爆笑)
 
 
 
 
 
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