光スレーブによるマニアル発光テスト SEA&SEAのYS-D1+MDX-X10

SEA&SEAYS-D1は、
光スレーブでのDS-TTLⅡオート調光のほかに、
プリ発光を有り無し感知して、
正確に、
一定光量を発光するマニアルモードがある。
しかも、
光量の調節は、11段階と大変細かい
 
このストロボを使う
最大のメリットが、ここにある。
 
デシダル化して、
白砂地、
太陽光の影響が大きい砂地での撮影では、
TTLを使った撮影では、
ストロボ光が小さくしか発光しない場面(青い写真)が、
おきやすいという難点があった。
 
こんな場面では、
ISO感度をなるべく小さくして
絞りをなるべく絞り
撮影するしかなかった。
 
 
その為
銀影カメラ+ポジフィルムの
組み合わせに比べ
表現の範囲(バリェーション)が、限られてしまう。
 
このストロボの最大のメリットは、
この仕組みと
対応範囲(ダイナミックレンジが広い)デジタルカメラを組み合わせれば、
かなり、表現の範囲が、広がる印象を持っていた。
 
また、
この部分では、
銀影カメラ+ポジフィルムの組み合わせに、
デジタルカメラに追いついていないが、
この一年
遜色の無いモデルが登場してきている。
現在、3タイプあり
フジのニューエンジンのモデル
ローパレスで、使えるソニーエンジンのモデル
ニコンD-4に採用されているニコンオリジナルエンジンである。
 
これらと、
SEA&SEAYS-D1を使って、
広角撮影をすれば、
今までデジタル撮影では、
あきらめていた
撮影ができる可能性が広がる。
 
それに気が付いた
ユーザーから、
ミクシィの方にメッセージがあった。
GX-1に、使えると量販店で教えられて
購入したが、この11段階撮影が使えないという。
 
酷い量販店である。
SEA&SEAの発表対象表に、
パナソニックのモデルは、載っていない。
載っていないということは、
未検証のモデルである。
 
くれぐれも、
YS-D1YS-110α/YS-01 スレーブ対応確認機種一覧』を参考に
 
カメラのモデルを選んでほしい。
また、この表にある対象モデル
愛機OM-D E-M5でも、テスト撮影したが、
X-10とは、全く違う結果がでた。
それぞれ相性が、あるようである
(他社のストロボでも、もちろんある。)
 
テストの手順は、
取扱説明書p22-23に、掲載されている。
 
まず
ケーブルをツナギ
イメージ 1
 
カメラとストロボを向き合わせる
 
カメラのシャッターを切り内蔵フラッシュを発光させる
イメージ 2
 
(イメージ映像)
YS-D1が、発光して、
画像が記録されればそのダイアル位置が、
正しい組み合わせとなる。
 
GN1からテストしてみた
イメージ 3
 
GN1.4
イメージ 4
 
GN2
イメージ 5
 
GN2.8
イメージ 6
 
GN4
イメージ 7
 
GN5.6
イメージ 8
 
GN8
イメージ 9
 
GN11 
イメージ 10
陸上テストの結果から、
かなり、表現の範囲が広がる可能性を感じた。
 
YS-D1 のストロボ光は、
イノンストロボなどに比べ
直進照射力を優先している印象を受けた。
その特性を判り易くする為に、
今回の水中テストでは、
拡散フィルターを使わない事にした。
 
今回のテストは、
水中撮影1日なので、
一般ユーザー向けの内容を優先して
先に、光スレーブでのDS-TTLⅡオート調光を使った。
 
チャンスがあれば、
この仕組みを使ったモニター撮影をしたいと考えている。
 
 
 
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