ラジャ・アンパット紀行2

前回の日記を読んだ、
ミクシィのマイミクさんから、質問の連絡がありました。
まずは、
その質問から、
「来年3月、友人に勧められてクルーズで行く予定にしています。思わせぶりな日記を見て・・・・。」
 
自分の返事です。
「クルーズだと、ベストは、3月です。
しかし、あの海域は、複雑な地形の為、大きなクルーズ船では、暗礁に乗り上げる危険があるため、たとえ、天気がよくても、タイドテーブルによっては、メインのポイントの近くに近づく事すらできないでしょう。
実際に、3回クルー行かれた、シンガポール在住の方の話だと1回物凄く当たって、楽しかったけど、2回は、外れと聞かされました。
リゾート泊だと、ラジャ・アンパットの気候にあった小型の船を用意して、本島と行き行きしています。
ポイントまでは、今回、オフシーズンなのですが、島の風影を小型船で移動するスタイルなので、オシリが痛いですが、ポイントまでいけました。あの状況なら、6月下旬から、9月上旬の一番海が荒れるシーズン意外なら意外と問題なさそうです。
 
この様に、答えました。
 
自分が、今回、クルーズを選ばなかったのは、
気象状況等で、
どこに行けるか判らないダイビングだと、
広くこのエリア西パプア州ニューギニア島、北西部を見る事ができても
ラジャ・アンパット諸島固有の地形・そして、生物層を調べる事ができないと考えたからです。
 
また、
一回目の現地入りは、自分にとっては、ロケハンでしかなく
そうなると、リゾートから、確実に行けるポイントのほうが、後々、作品レベルの撮影を計画する上で、向いていると判断したからです。
 
また、
公表できませんが、
ダイバー誌の連載後半に、その生物たちを御見せして行きたいと考えています。
 
さて、今日は、ソリットベイリゾート
イメージ 1
 
噴火口の火口にあります。
そのため、
ハウスリーフ内は、内湾性のサンゴ類に覆われています。
その中に、どこを見ても、ニシキテグリが顔を出しています。
 
少し探すと、自分の写真ではありませんが、
 
イメージ 2
こんなものも見つかっているそうです。
 
自分が心配するのは、レンベリゾートのハウスリーフのように、無秩序に潜るダイバーの破壊行動が心配になります。
 
ココもね
着底禁止、サンゴに、ローインパクトが、ルールの原則です。
 
ルールの守れない日本人ダイバーが来て、
ゴネても、絶対潜水禁止してくださいネ。
そう、チーフガイドに伝えると、
「もちろん、今までも、そうしてきたし、これから未来もね
この強い信念がなければ、
この素晴らしい海が、後世に残らない事を良く知っていました。
 
この様な、健康的な内湾の外側には、
イメージ 3
 
その栄養の穏健を受けた外洋が広がる。
まさに、ソリットベイは、そんな教科書通りの大自然が横たわっていた。
 
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