ニコノス用35mmを付けた場合 Nauticam (ノーティカム) NEX5

二本目のテストは、
ニコノス用の35mmレンズを付けた場合のテストをしてみた。
 
陸上テストでは、純正のE18-55mm F3.5-5.6 OSSより、相性がイイ感じを受けていた。
 
しかし、
この35mmレンズの最短撮影距離は、80cmもある
 
コレでは、水中写真では、撮影が厳しい
その為、ニコノスVに付ける場合、純正クローズアップなどを使い
接写用に使われることが多かった。
最初は、接写装置を使うことを考えたが、止めた
NEX-5に、ニコノスのレンズを取り付けるなら、液晶画面でピントを確認しながら、撮影が出来る。
水中で、取り外しの出来ない接写装置は、撮影を限定にしてしまう
 
そこで考え付いたのが、次の作戦
 
35mmレンズのねじ込み径は、58mm
それをケンコーのステップリング58mm→67mmを使い
イノンのクローズアップレンズ UCL-165M67を取り付けた。
 
その組み合わせで、ビシャモンエビを撮影してみた。
イメージ 1
撮影データ
Tv (シャッター速度) 1/160
Av (絞り数値) f-16
ISO感度 200
ストロボS-TTLで-2発光
 
陸上撮影と大きく違い、液晶で画面を確認して撮影するのは、かなり、難しい。
 
正直、この撮影倍率なら、
自分の愛機、全ての方が優っていると言い切れる結果
 
そこで、イノンのクローズアップレンズ UCL-165M67を35mmからはずし
80cmの最短撮影のチェックをした。
 
絞り以外の撮影データは、共通で
 
Tv (シャッター速度) 1/160
ISO感度 200
ストロボS-TTLで-1発光
 
絞り開放のf-2.5から各絞りの映像を見てほしい
イメージ 2
目測、80cmで、液晶では、ピントがキテイルと思ってシャッターをきったが、後ピンの写真になった。
やはり、マウントの影響が、画角の狭い35mmレンズでは、顕著に現れる。
 
つづいて、f-4
イメージ 3
被写界深度が若干稼げるので、目に辛うじてピンがきはじめた。
コレも、ボツのレベル
 
f-5,6
イメージ 4
水中で良く使われる絞りだが、また、後ピンの目立つ写真
この絞りを使うなら、よりシビアなピント合わせが要求される
 
f-8
イメージ 5
やっと、見られるレベルの写真でも、この位の映像なら、どのレンズとも、変らん
ニコノスのレンズをワザワザ使う価値が見出せない
 
f-11
イメージ 6
やっと
シャープなニコノスレンズらしさが
 
続いて、f-16では
イメージ 7
少しアンダーの画像だか、ニコノス用のレンズらしい仕上がりに満足
 
f-22は、
イメージ 8
ストロボの光量が足りなくなった。
 
ニコノス用の35mmを使う場合。
水中の実際に、距離の合う場所を測定しておく必要があるという事がわかった。
 
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