基本チェック開始 超高倍率クローズアップレンズ「UCL-67 M67」/「UCL-67 LD」

 
マリンダイビングフェア前に新日記をアップ
 
超高倍率クローズアップレンズUCL-67 M67/UCL-67 LD
 
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UCL-67 M67」をお借りした。
焦点距離60mm100mmフルサイズ用マクロレンズに、
特化して開発されている。
水中焦点距離67mm+15ディオプター超高倍率である。
 
自分の持ち物クローズアップレンズ UCL-165M67と、

 
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リア玉径は、
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クローズアップレンズ UCL-165M67の方が大きい。
マクロレンズ特化して設計しているので、
リア玉も、小さい物を使っている。
 
35mmフルサイズ周辺画像までを良くした場合
使用レンズ一枚一枚の性能が、左右する事は、常識
 
その為に、
35mm換算28mm相当をあきらめる事により、
レンズ径を小さくて、コストを下げたブン、
より良いレンズを使う事が可能になる。
 
イノンらしい選択
 
その犠牲として、
ハウジング内レンズとの距離がとても重要になる。

同じくポート前の距離が重要になるので、
Nauticamフリップに対応した、
フリップ用M67ネジ環セットfor UCL-67が、
同時発売になっているのは、その為であるという。
 
まずは、
陸上で、レンズのわかりやすい性能チェックを考え
TG-4を選択してテストする事に、
いつものダイバースティッチが、行方不明なので、これを使った。
サイズは、同等である。
 
まずは、
純正プロテクターで、
ワイド端最短
 
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テレ端最短の映像
 
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これを基本に、話を進めていく


ワイド端+UCL-165M67
 
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ワイド端+UCL-67 M67
 
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ワイド端+UCL-165M67には、
下側にレンズ径のケラレが生じるが、
(本来は光軸があっていれば、四隅に均等にケラレが起きるが、オリンパスの純正プロテクターは、この位の設計性能orz)
ワイド端+UCL-67 M67には、全面にケラレが生じる。
リア玉の径が原因だ。
それぞれの周辺画像を比較してほしい。
 
ワイド端+UCL-165M67は、画像に流れが見られるが、
ワイド端+UCL-165M67には、ほとんど、確認できない。
 
この映像から、
35mmフルサイズのカメラ
焦点距離60mm100mmマクロレンズを使った場合
UCL-165M67より、UCL-67 M67の方が、
四隅の画像が明らかに綺麗シャープに撮れると言える。
 
 
テレ側では、
UCL-165M67
 
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UCL-67 M67
 
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撮影倍率は、同じ位になってしまう。
 
UCL-165M67+6ディオプター)で、
UCL-67 M67+15ディオプター)なので、
倍以上大きく拡大できるはずである。
 
UCL-67 M67は、水中に入って初めて、
+15ディオプターになる様に設計されている。
 
それ以上の解説は、
イノン社長より口止めされているので答えられない。
 
その為にも、
レンズ・ポートレンズ・UCL-67 M67リア玉の距離が
重要になってくる。
 
この映像で、
根付ストラップ金属部分乱反射を比較してほしい
明らかに、UCL-67 M67が、
抑えられているのが、判るだろう。
 
TGシリーズ本体レンズは、
このクラス他社と比較しても、
良い物を使っているとは言えない。
カメラ本体で使用すると気にならないが、
負荷をかけた組み合わせをすると、
この様に荒が判りやすい。
 
それを利用して
今回は、このレンズの性能チェックお見せした。
 
続く
 
 
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