ミミックオクトパスの悲劇 ガイド方法の問題点(´Д`;≡;´Д`)アワアワ


『ハリ魔王の気まま、ダイビング水中記』
いつも、読んでくださってありがとうございます<m(__)m>
 
今回の日記で、
しばらく、日記の更新をお休みさせていただきます<(_ _)>
年明け再開予定です。
 
今日は、
いつもの水中機材のお話ではありません。
 
元々、
『無題』は、
ダイビングをしてきた中で、感じたこと、
意外と知られていない事を書いて行くことにしています。
 
今回は、
環境への配慮を考えてほしくて書く事にします。
 
アニラオに、
珍しい生物が豊富との情報を得ているゲストから、
リクエストされて、
アニラオツアーを開催した時の話を書きたいと思います。
 
アニラオに潜って、
感じたことは、決して南の海として、豊かな環境ではない事、
限られた適正な環境に、
生物たちが、まとまって、見られる特別な場所と感じた。
 
その環境さえ理解できれば、
安定して珍しいダイバー好みの生物が見られる反面、
どう見ても、
マクロ生物で、
人気になったエリア[マブール・レンベなど]と比べで、
その環境も狭く、生物の総数は、多くないと感じた。
 
そのため、
アニラオでは、
少し前まで、人気のポイントだった場所が、
今は、場所荒れして、
だれも行かない場所になり、
常に、新たな場所を探している状態であるという。
 
行った期間は、ハイシーズンであった。
 
今回は、アニラオ一番人気ガイドのもと、
水中カメラマンタカジン氏と潜る事ができた。
 
タカジン氏も、通っている中で、海の荒廃を心配していた。
 
そんな中、
一番人気のガイドの名前が、
ついた
ニューポイントに潜る事になった。
 
場所が公開されて、
数週間しかたっていないのに、
その場所には、
数隻のボートが、集まっている状態である。
 
水中は、ハイシーズン休日の伊豆の海なみの混雑orz
 
そんな中
常連の参加者さんが、何かを見つけた。
ポイントの場所から、ほんの少しずれた場所である。
 
ミミックオクトパスが、
 
イメージ 1
巣穴から顔を出していた。
 
巣穴すら、離れるのを待った。
 
自然な姿を撮影するためには、
絶対に守らなければならないルールφ(・ω・ )メモメモ
 
 
しかし、
これだけのたくさんのダイバーがいたら、
警戒して歩き出さないだろう。
 
この常連さんも、自分も、
そして、
ハリ魔王組で参加した方は、
自然な姿ミミックオクトパスをみて、撮影をしたことのある方
そんなメンバーなので、誰も、深追いをしない。
 
本来の活動時間と違う状況だ。
 
他にも、たくさんの被写体がいる場所だから、
深追いの必要すら感じなかった。
 
撮影したい物をそれぞれ撮影して、
潜水時間も終わり間際
 
タカジン氏と、ガイドが支持棒を使って
ミミクオクトパスを連れてきたorz
 
もちろん、
ハリ魔王は、こうなったら、それを撮影する。
イメージ 2
今回の様な場面で、使うためと、
イメージ 3
この個体の観察最後の瞬間になる事が多いからである。
 
イメージ 4
案の定
イメージ 5
逃げ回る不自然な映像
 
エキジット後
注意をしようとしたら、
タカジン氏から話を始めた。

すでに、
巣穴から、
他のグループのガイド支持棒無理やり、
引きずり出して、見せていたそうである。
 
それを見て、
この個体がここからいなくなるのなら、
撮影をした方が、
イイと考えて、撮影後
自分達の前に持ってきたのだそうだ。
 
実は、ミミックオクトパスの観察例で、
現在、
出回っているアマチュア映像の殆どが、
この様に、巣穴から、無理あり引きずり出したもの
レンベでも、
その現状で、引きずり出す為の長い支持棒を持って潜る。
 
そんな被害者は、
 
イメージ 6
怯えて丸めている脚が、
すべてを物語っている。

こんな時は、どうすればいいのか?
 
ガイドに、
言葉での抗議ができないなら、
態度で示すしかない。
 
最後に、
夕方、餌を探しに、
巣穴から離れたミミックオクトパスの映像で占めたいと思う。
 
イメージ 7
撮影したのは、
レンベリゾートのハウスリーフ
現在は、
この場所では、
ミミックオクトパスは、
見つからなくなったと聞く。。。(_ _)σ∥
 
NOグラブ運動などより、環境への影響を考えるべきである。
 
すべてのダイバー
海の世界に、
お邪魔さてもらっている
意識が必要なのではないだろうか
 
 
 
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