内部補正レンズという画期的な方法は!? SEA&SEAブース DIVE BIZ SHOW 2016で気になった水中撮影機材


SEA&SEAブース

二つ目は、
前回、
良くもこんな方法を考えましたと、驚かされる商品だった。」と、
書いた商品を紹介したいと思う。

なるべく、簡単に、書きたいが、
かなり、難しい文章になってしまう<m(__)m>
ご勘弁願いたい。
 
最も、簡単に書くと、
フルサイズの広角ズームの周辺画質を飛躍的に、
向上させる商品の登場であるφ(・ω・ )メモメモ
 
イメージ 1
M77内部補正レンズ』
M82内部補正レンズ』
 
一般の方だけでなくφ(・ω・ )メモメモ
水中フォト派でも、
コレの必要性が理解できている人は、少ないと思う。
 
まあ、
水中プロカメラマンの中でも、
本当にわかっているの疑いたくなる人もいる。
 
 
35mmフルサイズ高画素CMOSセンサーが、
採用されたカメラが、発売になって
水中写真には、
新たな解決しなければならない問題がある。
 
 
従来型の裏面照射型CMOSセンサーは、
ほとんど、すべて、SONY社製である。
 
このSONYが、公表しているφ(・ω・ )メモメモ

現在の仕組みで、
フルサイズ裏面照射型CMOSセンサーでは、
画質を考えると
どんなに、レンズ高性能化してもφ(・ω・ )メモメモ
40Mか、42M限界という発言だ。
 
センサーは、精密製造商品だが、
レンズは、職人が一枚一枚削りだして、作る出作りの商品のため、
どんなに、熟練工が作っても、その精度には、限界がある。
 
その為に、画質の限界があるとしている。
 
さらに、詳しく書くと、
従来型の裏面照射型CMOSセンサー
光の進入角度は、3040しかない。
斜めからの光を効率画像化する為には、
大きな口径のレンズ必要になる。
センサーサイズが、大型化すればφ(・ω・ )メモメモ
なおさらそのレンズ大きくなる必要が出てしまう。
効率よくする為には、
コンマ単位で、変化する非球面レンズを作り出す必要がある。
 
その影響は、光線入射角の広い事がより
必要になる広角レンズ顕著に現れる。
 
その上、
レンズ間の距離を変えて、
ズームして画角を変える事は、
ことさら、この問題を複雑化させる事になる。
 
そうなると、
現在のセンサー製造メーカーとしてのSONY公表は、
非常に『真摯な姿勢』と言える。
 
自分は、
裏面照射型CMOSセンサーより、
この問題の少ないセンサーが開発されるまで、
2020東京オリンピックに間に合わせる様に開発が進んでいるらしい。』
 
現在のセンサーでの開発は、
無駄な高画素化より、
ダイナミックレンジ高感度
そして、
風景撮影等で有利な低感度などの
性能アップをする事がφ(・ω・ )メモメモ
正常な進化だと思う。
 
しかし、
現実の一般ユーザーは、
50Mと聞くと、
その数字だけで
ハイスペックと考えてしまう。。。(_ _)σ∥
 
そのままのメーカー側売りたいという思惑だけで、
宣伝を考えて撮影を依頼されると
)
「いままでにない画角で、見たままの海の世界を表現できる」
 
このページの水中映像構図は、非常に、イイφ(・ω・ )メモメモ
そして、瞬間の表情も、しっかり、にしている。
 
本来なら、
すばらしいと賞賛されるかも知れないレベルで、
プロの仕事が行われている。
 
しかし、
周辺画像を良く見てほしい。
 
見るに耐えられないほど、画像が流れている。
 
コレが先に書いた、
素数大き過ぎる事弊害である。
 
一般に、
この問題の改善は、
ドームポートのより精度アップにより、
改善されそうな印象を持つ人が多いだろう。
そんな簡単な問題ではない。
 
改善する為には、
ドームポートをより大型化(3倍以上のサイズ)にする必要がある。
 
誰が、そのドームレンズ正確に、磨き上げるのか
人間の手作業の限界をすでに超えている。
 
また、
もし、
そのレンズを削ることのできる熟練工が
世の中に存在すると仮定する。
一枚を削る日数は?それにかかる製造コスト
 
実際に、大きく巨大化したポートを付けて
水中撮影可能か
 
ココまで、考えると、
すでに、不可能な事と、
普通は、理解できるだろう
 
 
この無茶なレベルを依頼されても、
仕事としてベストをつくすのが、プロカメラマンである。
 
申し訳ないが
自分に、
「ヤマシイ気持ち。。。(_ _)σ∥を持って
見る人に『誤解』をいだかせてまで、
仕事をしたくない
ハリ魔王には、
できない仕事。。。(_ _)σ∥
仕事は、真摯にという
師匠の教えに忠実に行きたい。
 
 
話が少しそれたので、
軌道修正するが、
内部補正レンズは、
ドームポートと、広角ズームの間に、一枚入れてφ(・ω・ )メモメモ
その角度のズレ小さくする事目的の商品
その補正レベル下記のHP.を参照してほしい。
 
SEA&SEA発表「内部補正レンズの狙いと効果」
 
DIVE BIZ SHOW 2016の会場で、
チャートを見せられたが、かなりの改善が見られたφ(・ω・ )メモメモ
 
もちろん、
一枚、レンズを入れるので、
その分の露出
また、
角度によるフレアー現象
 
実際の水中テストをしないと、
何も、言えないと感じた。
 
コレは、是非、チャンスがあれば、水中テストをして見たいものだ。
 
  • フィッシュアイレンには、前面に、フィルターを取り付けるマウントネジが無いので、この仕組みのレンズ類を取り付けることは、現在不可能である。 
  • 現在の裏面照射型CMOSセンサーで、レンズの設計が古い物を使い、ドームポートを使って撮影すると、フルサイズでは36MAPS-Cでは24Mミラーレスでは20Mから、四隅画像に、影響が確認できる。そう言った部分では、銀影フィルムの性能には、かなわない。



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