S-2000と光量比較 OLYMPUS UFL-3

 
今回は、
ガイドナンバーと、照射角度について比較について考えて見たいと思う。

前回の続きなので、映像はない<m(__)m>
 
 
UFL-3の陸上/ISO100・m、公称値
ガイドナンバー22(陸上値、FULL発光時)
照射角度24mmレンズ(35mm換算)の画角をカバー(陸上値)
 
 
S-2000の陸上/ISO100・m、公称値
ガイドナンバー20 [拡散板未使用時]
17 [付属品の「"-0.5白拡散板"同等品」使用時]
設定可能発光量 20(FULL) 17(-0.5) 14(-1) 12(-1.5) 10(-2) 8.4(-2.5) 7.1(-3) 5.9(-3.5) 5.0(-4) 4.2(-4.5) 3.5(-5) 3.0(-5.5) (1/2EV.刻み、12段階)
照射角度 105°(左右)×95°(上下) 110°×110°円形配光 [付属品の「"-0.5白拡散板"同等品」使用時]
 
陸上の撮影だけで考えると
ガイドナンバーだけに、目が行きがちだが、
水中用では、それだけで考えてはいけない。
 
もちろん
ガイドナンバーは、
大きければ確かに、光の届く距離が変わる。

 
空気と違い密度の高い水中では、
ストロボで撮影物の色をだすだけてなく
光の入り方「ライティング」で、
作品の雰囲気が決定する。
 
しかし、
実際の水中では、
水中のごみやチリにより、
吸収拡散が変化する。
 
その為
ガイドナンバーのたったGN2の差は、
一般使用の場合ほとんど差を生まない。
 
この差がおきるのは、
ストロボ光が、
届く範囲ギリギリで、差がおきることがある。
 
そんな場面は
マクロでは、
臆病な共生ハゼとテッポウエビなど位で、
ワイドでは、
ストロボ光が、
あたっている風に見せる時、
大きな差になる事がある。
 
この違いより、
広角でレンズの画角をカバーできる
照射角度が重要になってくる。
ストロボに、拡散板を付けない状態の比較すると
UFL-3は、
照射角度24mmレンズ(35mm換算)
 
S-2000は、
照射角度 105°(左右)×95°(上下) 
S-2000の数値を解かりやすく
レンズのmm数に変更すると、
狭い95°(上下)で、
換算しても、
ニコノスの15mmレンズや、
ハウジングに、
ドームポートを付けて20mmレンズをいれたり
フィッシュアイワイコン以外ワイコンなら、
一灯でカバーできる画角となる。
 
 
UFL-3は、
自社のミラーレスのズームレンズ
楽にカバーできる画角で考えられている。
 
照射角度では、
水中機材専門メーカーの優れていると言わざる終えない。
 
しかし、
実際の撮影では、
この照射角度が、広い事がφ(・ω・ )メモメモ
全てに、有利とは、言いがたい。
 
 
水中に、
伊豆の春濁りなどで
水中濁っている場面では
より、多くのゴミの乱反射を起こしてしまう場面がある。
 
 
そんな時は、
被写体だけを照らしてくれるストロボ光の方が有効になる場面がある。

今までのそんな場面では
自分は、
イノンのストロボにスヌート
http://www.inon.co.jp/products/strobe/snoot/s2000.html
取り付けて対処してきた。
 
UFL-3は、
その必要が無いかもしれない。
 
コレは
しっかり、
検証してブログに、
発表したい事の一つφ(・ω・ )メモメモ
 
 
また、
UFL-3は、拡散フィルターを付けた時
どの位、光量が小さくなるのか
どの位の照射角度になるのか
色温度は、どの位変るのか
 
さらに、
スレーブダイヤルで、
どの程度の光量の大きさを変えられるのか?
これらは、公称値が発表されていないorz
 
この辺を調べないと、
どの程度の撮影に適しているか
まったく、判断できない。
 
陸上で、
これらの問題を細かくチェックしてから、
水中テストをせざるおえない。
フィッシュアイレンを使った場合は、
どちらも、2灯必要になる

その場合は、
ガイドナンバーが大きいφ(・ω・ )メモメモ
UFL-3の方が、有利で、
同じガイドナンバーのZ-240との
比較が必要かもしれないと考えている。

色温度については、
オリンパスから、興味深い発表があったので、
そちらを次は、考えて行きたいと、思っている。

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