ミジンベニハゼが逝くorz

通常
水中撮影機材のモニターブログを更新してきました。
 
今回は
どうしても、広く知っていただきたく
ブログに書く事にしました。
 
大瀬館前で、
各ショップツアー等が、見せていた。
ミジンベニハゼが、旅たちました。
大往生ではなく。。。(〃_ _)σ∥
心無い方に、
イメージ 1
お家の瓶を壊された為です。
 
 
現在、通常のガイドコースで
見せに連れて行ける水深には、
ミジンンベニハゼは、見つかっていないそうです。
 
実は、
この壊された瓶は、
自分が、海底に沈めた物です。
 
マレーシアのリゾートの仕事を辞め
日本で、仕事をスタートさせ
長年通っていた、
ガイドで大瀬に行くようになり、衝撃を受けました。
 
 
自分が、撮影するためなら何でもする
マナーの無い行動をするダイバーが増えた事
 
 
その中で、
大瀬のアイドルの一つ
ミジンベニハゼも、被害にあっていました。
 
 
自然には、
死んだ巻貝や、ウニの殻で生活をする
種類なのです。
 
その本来の棲みか、
新たな空き缶という住処に、住んでいても
心無いダイバーに、住処を壊されたり、
生存できる水深より
浅い場所に持ち去られたりして、
いる事に気が付きました。
 
 
 
そこで、
壊われづらく
観察しやすい瓶で、
棲みやすい生態的特長を探り
常に、ダイバーが見に来やすい場所で、
観察されれる様にすれば、
長く観察できる様になるのでは
 
そう考えて
色々なタイプの瓶を水中に沈め
自然に、住み着くのを待ちました。
 
この瓶のあった場所も、
元々、この瓶を入れた場所ではありませんでした。
別の場所から、持ち去られた物です。
 
 
 
それでも、
この場所なら、
ミジンベニハゼの生存環境にあっていて、
ツアーで見に来るダイバーが多いので、
この個体の事を考えると、
被害にあわず、
たくさんのダイバーを
楽しませられると考えていました。
 
 
まさか、
壊すのが、大変な、
瓶まで割ってしまうとは(# ゚Д゚) ムッカー   凸(`Д´メ)
 
 
もし、壊した方が、
フォト派ダイバーなら、
他の人が撮影していない瞬間を撮影したかったのかも、
しかし、ヤラセの写真は、見る人が見れば判る物です。

ネイチャーフォトは、
自然があるままの感動を
残すものではないでしょうか
 
 
海外では、中国人のダイバーが、
「自分の撮影した物を他の人に撮られたくないという理由で殺してしまった」話が、あります。
 
これも、一緒のレベルの話です。
 
巣の口が、大きくなれば、天敵は、攻撃しやすくなります。
 
 
入りやすく広がった瓶の口から進入した天敵に、
攻撃されて、おびえるミジンベニハゼを想像してください。
 
 
もちろん、
野生は生きるために他の生物を襲います。

弱い生物は、
捕食者から、身を守る工夫をする物です。
 
 
どんな瓶にでも、
ミジンベニハゼは、棲み付きません。
 
棲みかになる瓶には、特定の条件があります。
 
 
新しい個体が、
巣になる場所を探しているシーズンも
決まっています。
 
 
そうなると、
来シーズンのその時まで、
大瀬を訪れる一般ダイバーが、
ミジンベニハゼに逢えない可能性が、高くなります。
 
 
 
この壊すという行動が、おろかな事か

理解してほしいと
今回は、ブログに書かせていただきました。
 
在りしの
この瓶の個体をお見せして終りたいと思います。
イメージ 2
ただ、
この可愛い表情を
遺影として発表する事に
なろうとは(´;ω;`)ウウ・・・
撮影したときは、
考えもしませんでした。
 
 
 

にほんブログ村
水中写真のランキングをしています。
 
今回の内容は、
たくさんの方に、
知っていただきたいので、
この日記の気持ちに
同調していただけるなら(;_;)/~~~
下記リンクをポチとしてくださいませm(_ _"m)ペコリ