本来は、
前回までの
『苦肉の策 演色性Ra95 Premium LEDバルブの色合わせ方法』を
読むと、判ってもらえると思う。
今回は、[気に入らない訳]をも、書く事にした。
それだけ、
一度作られた[素晴らしい]という
『神話』を打ち壊すのは難しい。
LEDなどの進歩が激しい分野は、次々、新しい物が出てくる
これをより、現実的なレベルにして行くのには、
それなりの探究心が必要である。
徹底的な裏付をえる為に、
いつもは、
お見せしていない検証範囲をお見せする事にする。
この検証は、
最近の「フワ・トロブーム」と言えば良いだろうか
開放ハイキー気味撮影についてもふれて終わりにしたい。
いかにこの数年、
日本の水中写真は、
世界的に見ると撮影技術的に遅れているのかorz
最初に、始めた水中カメラマンは、
勉強と工夫繰り返して編み出している撮影技術を
それよりもレベルの低い者が表面的にマネをして、
それをあたかも、簡単にできるふうで、
クオリティーの低い物の量産になっていないか
絞りを開けてハイキーに撮影する方法は、
銀影カメラ時代からある技法のひとつでしかない。
その時代から、
ハリ魔王は、表現の一つとして水中写真で、多用している。
それに比べて
LEDライトは新しく登場した機材で、
まだまだ、進歩中だと言える。
今回、書いてきている事も、
数年後には、古い知識になって行く事だろう。
では、
まず、
浅い水深でも、
最短距離の撮影で、太陽光を遮断すれば、
ある程度撮影できる。
しかし、
絞り
f-8では、
被写界深度内に、
ピントを持ってくることも難しい。
その上、被写体の動きに、シャッター1/100秒では、
ほんの少しの撮影角度の差で、シャッター1/125秒になった。
その画像でやっと、ピントも、被写体ブレも満足できるレベルになった。
しかし、
この枚数は、現実的に考えても、多すぎる
シャッターチャンスに弱すぎる。
図鑑撮影としても、
発色は良いとは、『口が裂けて』もいえない。
そこで、
今までの撮影法から一歩進んだ方法を選択する事にする。
この時点で、
一番、LEDライト撮影の『神話』勘違いして伝わって、
最も使用組み合わせの多い
コンパクトデジタルカメラ
特に、
今最も人気のあるTGシリーズでは、
これ以上の組み合わせは無理である。
高級タイプコンパクトデジタルカメラ以上の機種で
可能な方法をチャレンジする。
撮影モードを
絞り(A)優先モードから、
マニアル(M)モード変更する。
被写体ブレを抑える為に
1/250秒にシャッタースピードを上げた。
今までより、一絞り以上暗い撮影になる。
撮影画像は
予測通り暗い仕上がり
本来は、ここで終わりにするのだが、
SILKYPIXで、
発色が破たんしない範囲で修正すると
微妙な暗さが
[潜んでる感]を演出している映像までが、
限界値orz
無理ありに明るく仕上げると
発色バランスが破綻したφ(・ω・)メモメモ
[やすぽい]ハイキー画像の
出来上がりである(∩゚д゚)アーアーきこえなーい
次の作戦に移行する事に
続く
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