水中フォーカス性能が、最も、優れているミラーレスは!?(2025/3/31現在)
『ハリ魔王の気まま、ダイビング水中記Ⅱ』の更新が遅いと多方面から言われてしまっている(;^ω^)
ハリ魔王は、基本、普通良さそうから、持っていたら便利だな、良いなー♡
自分も、使いたいなーと思う物について書いてきた。
いらない、使いずらいは、書かない事にしている。
ミラーレスについては、
ハリ魔王は、早くから導入しているが、
最近は、アップしないできている。
それは、いらない、使いずらいではない。
ある一定のレベルを超えている物には、
デジタル一眼の性能を水中で超えるものが無かったからである。
もちろん、コンパクトカメラ並みの軽重量で、サブカメラに向いていると思う物はあった。
それ以外の用途、メインカメラと考えると、残念、今一歩と思うスペックであった。
初めて、これは良いかもという物を、2023年度後半からテストしていた。
FUJIFILM X-T5である。
https://www.fujifilm-x.com/ja-jp/products/cameras/x-t5/
主な仕様を見ても、
https://www.fujifilm-x.com/ja-jp/products/cameras/x-t5/specifications/
その良さは全く伝わらないと思う。
テスト・検証の結果
正直、このFUJIFILM X-T5で、本格水中写真を始めるのも、デシタル一眼から変えかえるのも、全くお勧めしない( ..)φメモメモ
一番は、高性能だが使い手の使い方の慣れが、他社の物よりかなり難しい。
情報を聞きつけ、ハリ魔王の周りの数名が、購入したが、使いこなせた方は、一名
本人を知っている人は、プロと変わらない動画制作者なので当たり前かもと思う人物である。
フィルム時代からコンテストや写真展などに参加するレベルの水中写真愛好家が、断念する程、難しい( ..)φメモメモ
Nauticam社からハウジングが出ているのだが
https://www.fisheye-jp.com/products/discon/na-xt5.html
受注生産から、現在は、生産終了になってしまっている。
このハウジングは残念ながら、
FUJIFM X-T4までの使い方で、設計されていて
FUJIFILM X-T5用として、けして使いやすいとはいいがたかった。
正直、ハウジングが手に入らなくなったので、日記にできるのが実情と考えて欲しい。
将来的に、この使い方が、ミラーレスのAFの使い方になると思うので書き残しておく( ..)φメモメモ
水中写真も、ついに、AF-S+MFフォローの時代から、AF-Cへ
AF-Cに、X-T5の被写体検出AFのディープラーニング技術が用いられている。
ディープラーニング技術とは、撮影者が被写体と考える傾向を覚えて、被写体を追尾し、ピントを合わせし続ける機能である。
通常、スナップ撮影の為の人物の顔・瞳検出機能から、動物/鳥/クルマ/バイク&自転車/飛行機/電車の被写体の検出にも対応している。
発売後、この仕組みが好評で、キャノン・ニコンが、「後だしジャンケン」で、被写体の検出の可能範囲を広げたファームアップを自社のカメラに行ったほどである。
CP+の+報告で、Z6Ⅲを徹底的に調べているのは、被写体の検出の鳥の検出方法を知りたかったのだ。Z8同様にファームアップで、鳥が追加になるかもと予測しての行動である。
キャノンの鳥の検出で詳しく発表した動画があり、その仕組みでは、ハリ魔王の触手がのびる事がないレベルであった。
同じ様に、最新のファームアップされたZ8の鳥の検出方法は、キャノンと同程度であった\(゜ロ\)(/ロ゜)/
FUJIFILM X-T5の鳥の検出は、鳥の顏の特徴をCPUが判断して鳥を認定するだけでなく、羽ばたき・空を飛ぶ時のゆったりした移動スピードを鳥の動きとして認識している点である。ディープラーニング技術のおかげで、撮影者の考える鳥を学習していくのだ( ..)φメモメモ
一度、撮影者を覚えると、陸上では折り紙の「折り鶴」の羽の手前側先端にピント合わせを持ってきてくれるので、そのまま、構図を変えて撮影ができる。
水中では、胸鰭を動かすものは90%程度合い続けるし、群れる魚群は、100%手前側の魚に合わせ続ける( ..)φメモメモ
その代わり、どうやって、撮影者の癖を覚えるのか?
シャッターボタンの半押しまでのストロークの癖を覚えてくれている事に気が付く( ..)φメモメモ
筆者は、たいていのモニター機を預かって、ニコンなら30分程度で使い方の癖をマスターする。
ここが、アマとコマーシャルフォトグラファーの大きな違い。
大抵のカメラは、1日も有れば、水中でどの様に組み合わせれば可能か?
判断が付く(^_-)-☆
FUJIFILM X-T5の場合は、
組み合わせを探り、設定を水中用に探すまで3日間かかり、
ディープラーニング技術が、筆者の半押しを認識して、好みに駆動するのに、さらに、2日間を要した。
この過程では、水中用に、動物と鳥の両方の設定を想定していた。
実際に、ハウジングに入れて、さらなる問題点がおきた。
シャッターレバーと、シャッターボタンの間に、スプリングが入っていて、それが、強すぎて、シャッターボタンの半押し(AFの駆動開始・終了)のコントロールができない。
FUJIFM X-T4までは、
キャノンが開発した組み合わせを外からレバーを2カ所使ってコントロールして撮影する方式の進化版であったので、それで、問題なかった。
水中ハウジングの情勢から考えて、Nauticam社では、FUJIFILMのカメラについての優先順位は高くない物になったのだろうと推測された。
もちろん、輸入代理店のフィッシュアイ社には、専属の知識の深いスタッフがいるので、その人たちを通して、改良をお願いすればよいのだが、
そうなると、販売店の中でも、がぎられた特約店のみになる。
正直、ハリ魔王でも本当に必要なレベルのある方に対しては、改良・カスタムパーツの製造まで、依頼するが、流石に、知識レベルで必要性のない案件までは対応しかねる。
対応に対する理解ある方がいたので、水中検証までさせてもらい、最適化をはかる事が出来た。
(シャッターボタンの半押しの改善・マクロレンズのフォーカスギアの制作・ズームギア用MFギア・廃版のポートの製造依頼等)
その過程で、動物の検出は、全く、魚類・甲殻類・軟体動物には、反応しない事を確認した。
(アシカ・アザラシ等には反応するかもしれないが未検証)
以上より、X-T5の検出力より、劣るキャノン・ニコンの現在のレベルでは、不可能であると想定している。
続いて、X-T5の鳥検出は、始めた当初は、一部の魚類にしか反応しなかったが、
カメラのディープラーニング技術が学習して、これを鳥と撮影者が判断しているのと学習する。
そうなると、人物撮影で、顏の情報がなくとも、それを追尾し続けるシステムが作動する。
そう、それを繰り返していくと、浮遊している生物なら、ピントを合わせる必要があるか?
カメラが判断してその表示を画面内に表示する。
その表示があるウチに、シャッターを切ればそれが被写体として判断して、次に同じようなシュチェーションが起きた時に、追尾を開始する(^_-)-☆
チョッと解りずらくなってしまったが、要は、正しく正確にシャッターボタンの半押しを正確に繰り返すと、カメラが勝手に、これを撮っているの?と考えて追尾を開始する。
そうだと、サインを送ってあげれば、撮影チャンスまで、追尾システムが作動たままになる。
プロと変わらない動画制作者は、ついに、ナイトダイビングで、浮遊系のホタルイカモドキの仲間や、ウミグモの仲間等を追尾して、4K60p動画撮影で、ピントの合った画像を撮れるまでになっている。
残念ながら、そこまでの学習力のあるカメラは、他社からはまだ発売になっていない。
ミラーレスを購入する一般人が、ここまでの使用レベルをスグに可能なレベルにX-T5の設計レベルがなっていないので、かなり、無理がある事を判ってほしい。
去年、Z6Ⅱを全く、相談もなく購入した甥っ子(全くの一般人)が、現在も趣味で続けるバスケットボールの練習風景を嫁さんに撮らせても、人物の顔・瞳検出機能さえ入れて、後はカメラ任せのオートにしておけば、記念写真・練習の問題点を見つけられるレベルの画像が撮れるそうである。
水中撮影も、イイエ、ネイチャーフォト全般も、そんな撮影スタイルが可能な時代がもう少しにせまっている印象である(^_-)-☆
その時には、
「水中フォーカス性能が、最も、優れているミラーレス」を更新したいと思う。
水中写真のランキングをしています。
この日記が、
気に入っていただけたなら(*≧m≦*)
https://photo.blogmura.com/p_underwater/ranking.html?p_cid=10348756
ポチとしてくださいませm(_ _"m)ペコリ