今日
書店に、「月刊ダイバー12月号」が並んでいると思う。
その中で、告知した。
ウミウシ類の写真の前に、
どうしても書いておきたい事がある。
それは、
「万里の長城の遭難事件」
今のニュースでは、
それを主催した旅行社の問題点ばかりを取り上げているが、
参加者に問題は無かったのだろうか
自分は、
旅行社のダイビング調査の仕事もしているが
いつも感じるのは、
その場所に行くダイバーのスキルの問題凸(`Д´メ)
世界的に見ても、体験本数は多いが、ダイビング技術は低い日本人ダイバー
ネットや、雑誌で、
その場所が、イイと書かれば、
すぐにでも行きたがる日本人ダイバー。。。(〃_ _)σ∥
リゾートでね
会ったベテランダイバーに、
「どこの海が良かったか」だけ聞いて
それに必要なスキルをまったく聞いていない。
自分自身
リゾート勤務のときよく聞かれた。
「何処と場所」聞かれたとき
「素晴らしい海は、海全て」
そう答えると、嫌な顔された。
そして、
「何々旅行社は、ツアー費が高いよね。」
平気で言っている会話をよく耳にした。
何を持って高いというのか?その基準は?
もしもの遭難したとき、
非常用テントを持っていないほど、
費用をケチって、ツアー費を安くしているかも知れないのに、
そこまで、よく調べないで、ツアーに参加してる?????
ダイビングスクールもそう、
中身をよくチェックもしないで、
値段だけで選ぶε-( ̄ヘ ̄)┌ ダミダコリャ…
その危険性を自分で、取り除く努力もしないで、
オンリスクが当たり前のダイビングの世界に、身を投げ出す。
自分で、
自分の事を最低限出来ないダイバーが、
平気で、
最初のショップと同じ内容をリゾートで、
サービスの範囲内と勝手に判断して要求する。
凸(`Д´メ)
さあ、コレに、
真摯に考えて「当てはまっているな」と
考える事のできるダイバーは、
スキルアップをするだろう。
「違う自分は、そうではない」と
思うダイバーの方が危険かもしれない。
今回のラジャ・アンパット「パッセージ」の危険度について
潜られたダイバーの何%が、
この危険に気が付いてから、潜っただろう
自分は、どんな場所でも、
仕事として引き受けたら
潜るのがプロダイバーハリ魔王
それだけの経験と、スキルがある自信を付けたからできる仕事
それが、好奇心だけで一般のダイバーが、
クルーズで来て潜っているという。
こんな事をしていたら、
その内、「パッセージ」で死人が出るだろう。
ラジャ・アンパットには、
もっと安全で、素晴らしいポイントが、数多くあるのに
何故、ココに潜りたいのか?
「月刊ダイバー12月号」にも、掲載したが、
「パッセージに、潜るのに必要なダイビングスキル」
もう一度載せておきたい。
帰国後、
この場所の事を報告した時
依頼した旅行社の代表取締役は、
「是非、注意喚起を書いてほしい」と依頼された。
この会社のツアー費を高いという
話をよく現地で、日本人ダイバーから聞かされた。
本当に、高いってなに
今日は、流れが速くやばそうだなと
思いながら撮影した。
テッポウウオを御見せしたいと思う。
近づいても、流されない様に、流れのウズの中で
テッポウウオが、頑張っていたから
撮影できた一枚。
次回からはね
やっぱり、ラジャ・アンパットの海には、素敵な出会いがある(爆笑)そんな台詞が似合う
ウミウシの映像を見せたいと考えている。
水中写真のランキングをしています。
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記
パッセージに、潜るのに必要なダイビングスキル
l 急に、水深10m以上の差に、一気に引き込まれたり、急に浮上しても、耐えられる耳と、耳抜きが得意な事
l 水深が変わっても、先頭のガイドと、一緒の水深をキープできる中性浮力の調節能力を持っている事
l 人一人が、やっと、通り抜けができる洞くつを抜けないと、エキジットポイントに行けない、怖がらないで、抜けられるスキルと、勇気を持っている事「もし、一人でも、途中で、躊躇したり、拒否したら、その後ろのダイバー全員が、エアー切れの危険にさらされます。」
l 浮上スピードを保つのが、非常に難しい場所が2ヶ所以上もあり、十分に、タイプⅠ型の減圧症発症のリスクが高くなる。減圧症のリスクがすでに、高くなっているダイバーは、参加しない事
l 水中撮影に慣れているダイバーでも、このポイントを潜る時は、カメラを一台にする事を強く勧める。
l このポイントでは、通常の経験本数は全く関係なく、ダイビングスキルを研く努力をしてきたダイバー(ダイブマスター以上が理想)のみが、潜るべき場所で、ランクに、関係なくパッセージ担当ガイドが、参加を認めたもの
l たとえ、同行の引率日本人インストラクターの管理下でも、スキルが達しないダイバーの参加は、一切認められない。
l パッセージ担当ガイドの指示外の行動すると、即、生死の危険が高まる事を理解して、ツアーに参加すること。