輸送法と自己責任の範囲を理解してハウジングを使っていますか?③

『輸送法と自己責任の範囲を理解してハウジングを使っていますか?①』

『輸送法と自己責任の範囲を理解してハウジングを使っていますか?②』
続きです。
 
前回の様な形にして、
 
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使うとすると、落下などの衝撃
そして、輸送中のトラブルが考えられる。
 
輸送中のトラブルから、
現在のネクサスグリップの仕組み生まれた。
 
ネクサスF4ハウジングから
イメージ 2
ネクサスF301Sハウジングの当時のグリップは、
 

イメージ 3


なりしっかりした物が、取り付けられていた。



 
自分は、今も、最も、好きなグリップで、
現在使用している、ハウジングにも、使用している。
 
この頃から現在まで、
飛行機移動などでも、
ハウジング本体カメラ・レンズ・ストロボは、
機内持ち込みをしている
 
これは、
初めてコマーシャルフォトグラファーの仕事で、
マレーシアに向かった時の教訓から、そうする様になった。
 
この時は、
成田~クアラルンプール経由で、
コタキナバルに着いた時におきた。
 
自分のあずけた、ハードケースが出てこない。
 
間違えて、違う場所におろされていた。
 
当時は、良くあるミスである。
 
その夜、たった一つしかないニコノスと、
数本のフィルムでどのように撮影して、依頼を成し遂げるか
考えがまとまらず、免税店で買った、
ウィスキーを一本、丸々飲んだが、眠れなかった。
 
翌日、早朝ケースが届き、
空港の中を担いで走って、
やっと、出発便に間に合わせたのを覚えている。
 
それでも、到着して、
ハードケースから出した時、ストロボ故障に気が付いた。
 
もちろん、あるもので、工夫して撮影した、
写真は、
初めてのクラビア1ページの全面を使った画像として、使われた。
 
その教訓以来
最小限の撮影に困らない様に、
撮影機材は、手持ち荷物にする様になった。
 
その時、
預け入れ荷物に、重量制限に余裕のある場合は、
アーム・クランプ
そして、
今回のお話のグリップハウジングから取り外して
預ける習慣がついている。
 
それ以来、ハウジングなどを壊される等のトラブル経験は無い。
 
ネクサスハウジンググリップは、
その後
イメージ 4

 
鋳造のコンパクトな物に変わった。
 
確か
ネクサスF4 Proハウジングからの変更である。
 
このモデルから、
現在モデルにつながる。
軽量化が、より進められた
コンセプトが採用されたモデルである。
 
その時
グリップの形状が、ハウジングを片手で固定する時に、
自分には、細すぎて不安定感があり、好みでなかった。
 
アンティス古澤代表に、
「何故変更したのか
当時質問したのを今も覚えている。
 
古澤氏の答えは、
「ネクサスハウジングに丈夫と言うイメージが付き、
ハウジングをウェットスーツなどに包んで、
ダイビングバックに入れて、
飛行機に、預ける人がいる。
もちろん、そんな事はしてほしくないけど、
もし、衝撃を受けた時、
本体が壊れると、修理費が高くなる。
グリップが曲がれば、グリップの交換だけで済むでしょ
そう聞かされた時、正直驚いた。
 
専用のハードケースではなく、
ダイビングバックに、入れて飛行機にあずける
 
何回かダイビングに海外に行った事がある人なら、判ると思うが、
バックが、壊れて出てくる、
ボロボロになって出てくるのは当たり前の
インシデントである。
 
壊されて当たり前と思う事にも、対応する方法を考えるのは、
流石と感心したのを覚えている。
 
その後、グリップは、鋳造から、削り出しに製法を変更している。
 
自分の所で販売していない
ネクサスハウジングをお持ちのダイバーに出会う事が
海で良く出会うが、
この削り出しのグリップがすでに、
歪んでいる方を見かける事がある。
 
ほとんどの人が、
それを伝えると、『気にしていない』事が多いorz

無頓着』と表現させてもう。
続く <m(__)m>

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