ハリ魔王流ライト撮影の手順Ⅰ ライト撮影で考える事16

ニコンD500ホワイトバランスの場合
[D5D850共通]
FIX NEO 3000 DX IIを使ったライテングの組み合わせでは、
 
フルオートホワイトバランスで、カメラ任せで、かまわない。
 
厳密には、
もっと、マッチしたホワイトバランスがあるが、
海水を通して、水中に降り注ぐ太陽光とのバランスを考えると、
一般ダイバーの対応できるレベルとは、言い難いからだ。
 
太陽光の少ない場面なら、
[色温度の水銀灯]を選択すればよい。
 
今回は、
水深14mと浅い場所のカエルアンコウの撮影なので、
[AUTO 0白を優先する]オートを選択した。
 
露出補正の調節範囲の広いカメラでは、
絞り優先モードを選択する。
絞りは、表現の大事な部分なので、
したい表現によって、選択する。
 
今回は、f-11を選択した。
 
次に、シャッタースピードを上げるために
ISO感度を決める。
 
ライト撮影では、
ライト光の明るさと太陽光の明るさの両方で、
適正になるまで、シャッターは開いている必要がある。
 
そのため、
フラッシュ撮影より手ブレがおきやすい。
 
通常は、
35mm換算のレンズ長2にするとイイ
最近のカメラ・レンズには、手ブレ補正が搭載してあるので、
レンズ長と、同じスピードとなる。
今回の使用レンズを35mm換算すると、
90mm相当になるので、
1/90秒以上なら、
ほぼ誰が撮影しても、手ブレの影響は、少ない事になる。
もちろん、スローシャッターで、
手ブレを抑える技術を身に付けていれは、
それより、遅いシャッタースピードでも、撮影は、可能である。
シャッターを上げるために
ISO感度を上げていく
 
ISO感度を上げすぎると、
太陽光色かぶりの影響が大きくなる。
 
ISO100から一絞り毎にアップする事にしている。
 
今回は、
シャッタースピードより色カブリを抑える事を優先して、
ISO200を選択した。
 
まずは、
露出補正±0で、撮影開始
 
イメージ 1
撮影データ
撮影モード   絞り優先モード
Av(絞り数値)         11
Tv(シャッター速度)   1/13
露出補正             ±0EV
ISO感度             ISO-200
FIX NEO 3000 DX II  2
LEDライト       100%照射
ホワイトバランス    AUTO 0白を優先する
35mm換算             90mm相当
アスペクト       4:3
手ブレ画像は、この時点では、気にしなくていい。
確認するのは、
自分の感じている明るさに、仕上がるのか
水中の被写体は、
反射率の低い事が多い。

ほとんどの場合カメラが適正と考える露出
[ニュートラルグレー]は、
実際より明るい事が多いφ(・ω・ )メモメモ
 
そこで、
-補正をかける事になる。
-に補正をすると、
絞り優先モードで撮影していると、
シャッタースピードを速くして、調節をカメラが行ってくれる。
その為、ライト撮影でも、
手ブレのおきずらい数値で撮影する事が可能になる。
これが、
ハリ魔王[ライト撮影のコツ1つ]φ(・ω・ )メモメモ
 
ハリ魔王の今までの色んな機種のモニター結果から、
最初は、-0.7補正から調節スタートする。
 
イメージ 2
撮影データ
撮影モード   絞り優先モード
Av(絞り数値)         11
Tv(シャッター速度)   1/15
露出補正             -0.7EV
ISO感度             ISO-200
FIX NEO 3000 DX II  2
LEDライト       100%照射
ホワイトバランス    AUTO 0白を優先する
35mm換算             90mm相当
アスペクト       4:3
 
今回は、これでも露出オーバーと感じた。
さらに、
ハリ魔王の経験値から、調節する。

アクセス制限です<m(__)m>

続く

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