水中では、デシタルカメラになってから、苦手な事がある。
その一つが、水の色の表現、
これだけは、いくら頑張っても、銀影カメラにかなわない。
コントラストの極端に悪い水中では、
ブルーのグラデーションの色のつがりが悪く、
太陽光を入れると、きらめきの表現が、シロトビする。
魚露目8号を伊豆を中心として、テスト撮影する中で、
このテストだけは、中々出来ないでいた。
その後のロッシュリーフも、透明度が良くなく、結果を判断するにいたらなすった。
今回の久米島では、どの程度の能力かを知る事が出来た。
そういう時は、デジタルカメラが、苦手と言われる組み合わせを狙う事にしている。
まずは、
ファイルサイズのみ変更した画像から見ていただきたい。
黒いハナミノカサゴの幼魚
銀影のカメラを使ったなら、
海の色は、青カブリをおこさないで、しかも、黒い色の部分と白い線を表現できる、組み合わせデータで撮影した。
明るい水中、ゼブラ柄は、やはり苦手なようだ。
しかし、それにしても、水底の色が全くでない状況には少し驚いた。
一応、修正をかけた影像も、見せたいと思う。
ホワイトバランスの調整で、少し、バックの色に、海底らしさがでた。
しかし、水中は、少し紫色がかかってしまう。
また、黒ツブレしているので、ハナミノカサゴの幼魚の模様は、直す事が出来なかった。
魚露目8号を銀影カメラに取り付けて、撮影すると、どの様になるのか、
興味が沸いた。