今回の久米島遠征で、
最も、ラッキーだった、生物の出会いは、
このニセボロカサゴの幼魚だろう。
沖縄の海域からの本種の観察例は、ほとんど無く。
さらに、比較的、見つかっている伊豆・伊豆諸島などでも、
一年に、一回あるかないかの希種中の希種の本種である。
帰宅後、
調べてみたが、
やはり、
このサイズの幼魚の写真は、今まで、
撮影されていないようだ。
自分に、とっても、
この魚との出会いは、ダイビング歴が、軽く30年を越えるのに、今回が初めてである。
まずは、愛機G-10で、
撮影後
一緒に潜っているダイバーに、譲った。
もし、隠れられてしまったら申し訳ないと思ったからだ。
それほど、チャンスは、一瞬だと思った。
そして、彼が撮影を終了するまで、ドキドキ
待っていた。
空いた瞬間、
魚露目8号で撮影開始


しまったorz
慌てて、撮影したので、
岩陰に、ニセボロカサゴがいる事を忘れていた。
まずは、オーバーになっている場所を適正にするために、
メイン光のストロボの光量を-2段絞った。

ヤッテしまった





被写体が、珍しすぎて舞い上がってしまっている

まだ、
ニセボロカサゴは、動かないでいてくれる

落着いて、サブ光を+1段大きくした。
そして、もう一度撮影を開始


ヤッター

思い通りの仕上がりに

その後、カメラを近づけ過ぎたので、隠れてしまった。
ここまでの完成度で、撮影できれば、
画像ソフトで、加工も、簡単になる

今日、あえて派手めに、加工してみた。
