水中カメラ用としてニコンD850を検討した場合の考察記Ⅲ


ニコンD850を水中用と検討している方へ】
下記リンクの
ニコンD850のセンサーはソニー製造のIMX309AQJ
記載通りφ(・ω・ )メモメモ
 
ソニー製であるが、
それ以前のニコンデジタル一眼カメラのセンサー特性と
全くの別物、性格を持っている。
 
素数は、ニコン史上最高であるが、
ダイナミックレンジは、極端に狭くφ(・ω・ )メモメモ
ホワイトバランスも、
ニコンD5D500で、大評判のホワイトバランスとはφ(・ω・ )メモメモ
別物に感じるほど、違いが水中でおこる。
AFの仕組みも、共通と言うが、
D500より、明らかに、反応が遅い⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ピクピク
 
違いを理解して、使うと今までのデジタルカメラでは、
デキなかった表現が可能になるが、
瞬間には、弱いと言わざる終えない。
 
初めての水中用一台目として、
じっくり、腰を据えて検証できる方なら問題ないが
ニコンD5D500と併用
ニコン旧モデルからの機種変更
他社からの買い替えを考えているなら、
一台目としては、お勧めできない。
 
それだけ、特製が違うモデルである。
 
高画質を水中用で
望むなら、ニコンD810の方が、
思考力が低下する水中では、有効に感じる。
 
ニコンD850は、「じゃじゃ馬」レベルではなく
超暴れ馬」で、
ハリ魔王は、振り落とされそうになった( ̄○ ̄;)!
自分は、N.P.S.プロで、
ニコンに最も慣れているのにこの感想である。
 
 
水面での自然光テスト撮影で、
太陽光のみで、陸上撮影をもう一度テストして見る必要を感じた。
 
陸上で、自然光撮影する場合
太陽光が真上にくる11時から2時が、
色再現が最も良いが、無難な写真に仕上がる。
 
印象を操作するのに、
光の当たり具合は、
最も重要で、
自分は、
グラビア撮影をする場合は、
その撮影地が初なら、常に、コンパスを持参する事にしている。
それによって、
クライアントの望むイメージのベストタイミングを探るのだ。
 
ニコンD850は、
光りの量によるコントラストは、
今までのどのタイプのデシタルカメラとも、違う印象だったので、
もう一度、陸上で、太陽光の確認をする事にした条件は
 
まだ、
日が東側にある条件で、
沖縄本島の西海岸にある
よくアイドルからAVの撮影に使われる有名な場所で行った。
 
入口は、大きなガマ(洞窟)がある。
斜光で入り口が照らされていた。
そのまま、使い慣れているニコンD500のつもりで撮影した。
 
イメージ 1
これだけ、
太陽光の光りを感じる仕上がりなるとは想像していなかった。
 
 
洞窟の出口付近は、グラビアで良く使われているエリア
 
同じくニコンD500のつもりで連射撮影
 
イメージ 2
その一枚
 
この条件で、しっかり、太陽光を優先してひろっている。
この時点で、
このカメラは、景色を優先としていて、早朝など、低照度下で、
他のカメラが、不自然に派手になってしまう条件を
安定して、見た目の印象に近い画像構成をしている。
 
洞窟から海岸線に出て、その設定のままさつえいする。
 
イメージ 3
完全に、オーバーに仕上がった。
これで、このカメラの考え方が見えてきた。
 
スグに、
マイナス補正をかけると、
 
イメージ 4
今度は、一気に落ち着いてしまった。
明るさの変化量は、
まさに、
ポジフィルム『スライト用フィルム』
を使っている感覚に近い。
 
その調節のままで、
順光側の海に向けると、
 
イメージ 5
アンダーに写された。
 
補正しなおすと
 
イメージ 6
こんなに、落ち着いた描写φ(・ω・ )メモメモ
 
そのまま、横光側、フットライト気味での撮影では、
 
イメージ 7
やはりφ(・ω・ )メモメモ
 
補正をプラス側に変更すると
 
イメージ 8
こんな仕上がりに(*^ー゚)bグッジョブ!!
 
しかし、
沖縄らしい暑苦しさの表現には、
向かないと思う結果φ(・ω・ )メモメモ
 
これが、
伊豆であったら、光がここまで強くないので、
面白い表現が、可能であると感じた。
 
以上から、水面の光量が、安定する早朝か、
夕方に、どの様な自然光表現になるか
 
興味がわいた。
 
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