OLYMPUSOM-D E-M5 MarkIIの
モニターテスト中に、
RCモードが、X接点の最高速度1/250秒でも、
ほぼ正確にTTL同調できる事に気が付いた。
その後、
慌てて他機種をテスト撮影すると、
OLYMPUSOM-D E-M1も、
同様の変更がされていた。
OLYMPUSUFL-3との使用で、
その変更をメーカー側からの情報で確認できなかった。
いつもの様に、
水中写真は、
専用のプログラムモードを使う事を中心に説明している。
その前提で、
入門機の同様に
高額の最上級機種を扱っている。
水中写真は、
その日のダイビングが、
おかれる環境で、
変化する条件
『水深・透明度・海水の濃度の変化・太陽光の影響』を
考慮しながら、
より自分の感じた雰囲気に、
近づける表現を
どの様な組み合わせで撮影するか
考えながら、
撮影するネイチャーフォトグラフの一つ
ハリ魔王は、考えている。
その表現力が、
十分に可能なスペックを持っているカメラである
OLYMPUSOM-D E-M5 MarkIIを薦めるのに
この考え方は、いかがなものか
もし、
水中証拠写真としての能力なら、
STYLUS TG-4 Toughと、
PT-056に
それに合ったワイドコンバージョンレンズと、
外付けストロボを一個
用意すれば、
撮影するだけなら、
すべてレベルのダイバーが
同じレベルが撮影する事が出来る。
違いがあるとすれば、
被写体の切り抜き・構図のセンスだけである。
ダイバーそれぞれが感じた明るさや、
海の色合いになるべく近い表現は、
このクラスのカメラでも、
プログラムされた水中モードでも、不可能である。
上記の二機種
OLYMPUSOM-D E-M5 MarkIIも
OLYMPUSOM-D E-M1も、
その様な表現力の可能なカメラである。
もちろん、
他社のプロ用デジタル一眼レフと比べれば、
表現力で劣る点は無いとは言えない。
しかし、
このOM-Dシリーズ共通のコンパクトなボディに、
コレだけの性能レベルの商品は今までに無い。
そこを生かして
ハウジングに入れれば、
ハイアマチュアの一台目のカメラと推奨できる
ハリ魔王の様な人間のサブカメラとしても向いている。
その上で、今回の改善は、とても、有効な事である。
ワザと撮影した
透明度が悪く、天候も曇りで、太陽光の届かない水深で、
撮影した映像をお見せしたいと思う。
M.ZUIKODIGITALED 12-50mm F3.5-6.3 EZズームのW側端
35mm換算24mm相当で、撮影することにした。
OLYMPUSUFL-3一灯では、ぎりぎりカバーできる画角である。
被写体のムレハタタテダイの幼魚まで、
ワザと60cm以上はなれた
コレは、どんな外付けストロボを使っても、
発色ある映像を撮るのに限界に当たる。
絞りは、f-8を選択した。
かなり意地悪な条件である。
X接点の1/250秒からお見せする。
ストロボの光が、反射した被写体だけが色がでているが、
ムレハタタテダイの幼魚の白地は、
白色ではなく青い色がかぶっている。
黒い色と、バックの色の差が少ないために、
色が一緒になってしまった手いる場所がある。
『色が分離されていない』
太陽光が、曇りで撮影するとこの様になった。
実は、この映像は、ワザと作っている。
1/125秒にシャッタースピード落とす
バックの色と、被写体の色の分離が始まったが、
ムレハタタテダイの白い部分の体色に
グリーンの色カブリが始まった。
1/60秒にすると
バックの中に、ダイバーがいる事がわかる。
そのダイバーの使うカメラのビデオライトが、
初めて、映像化された。
しかし、
グリーンの色カブリは、救えないレベル
「水中ワイドモードで、この条件で撮影すると同等のレベルの事が起きるだろう」
さらに、
1/30秒に遅くすると
水中が、太陽光で明るくなった。
しかし、ストロボ光は、まったく足りていない。
本来、
このストロボ光を効かせた撮影をするなら、
被写体に近づけばいい。
しかし、
そうすると、
このM.ZUIKODIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZズームの
w側
画角35mm換算24mm相当では、
広がりのある空間は、表現できない。
もっと、ワイドのレンズを使う必要がある。
NauticamEM5IIは、
そんな希望にこたえてくれる
ハウジングなので、
輸入代理店フィッシュアイ社には、
超広角でのモニター申し入れをした。
Nauticamのドームポートより、
高画質なガラスレンズ製のドームポートの発売と共に
モニターをさせてもらう事になった。
その時に、
被写体の色カブリを抑えた
ストロボの使い方をお見せできればと考えている。
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