ハリ魔王が最近!!!最も、気になっている新製品 Nexus D5300

 このブロクで、紹介した。アンティス社のNexus D5300は、販売が終了したそうです。今後は、Nexus D5500を発表する予定で、準備中との事。そのモデルのバージョンで、ニコンD5300も、使えるようにするそうです。


今日は、映像は、一切ありません<m(__)m>
久しぶりに、感じた事を中心に書いて行きたいと思います。


DIVE BIZ SHOW 2015を
昨日、
会場オープンと共に、見てまいりました。

今回は、
各社
前年より、力が入っています。

もちろん、
それらの機材についても、今後、整理つき次第
日記に、アップして行きたいと考えています。

このDIVE BIZ SHOW 2015は、
日本スクーバ協会が、主催です。

その為に、
この協会に、所属していない
ダイビングメーカー・カメラ機材メーカーの出展はありません。

水中ストロボメーカー世界最大シアを持つ
INONイノンも
http://www.inon.co.jp/INON_TOP.shtml

プロカメラマン・有名ガイドなら、
一度は、所有した事があるだろう
アンティスも、
http://www.anthis.co.jp/
展示ブースは、ありません。

INONイノンは、
一般来場者の入れるイベント
マリンダイビングフェアには、ほぼ毎年、出展しています。

そこで、見て触って確認する事ができます。

しかし、
アンティスは、
近年
ほとんど、そう言った場所で、
見て、触って、確認する事ができなくなっています。

そのためか、
このハウジングの利点をよく知っている方しか、
購入しなくなってきています。

このメーカーのハウジングを長年愛用している
ハリ魔王には、少しさびしい現状です。

このアンティスの代表であり、
Nexus『ネクサス』シリーズの設計者である方は、
無類のマクロ撮影好きです。

そんな方の設計ですから、
マクロ撮影を優先した設計になっています。

その辺が、
ハッキリ割り切った設計になっていて、
いまだに、
マクロ用では、他社に追随できない部分があります。

そんなアンティスから、
2014.11.14に、
この時点で、発売が遅いのでは?と思われる
Nexus D5300が発売になっています。
http://www.anthis.co.jp/news/image/news14-9.pdf

このハウジングの適応カメラは、
Nikon D5300のみです。
http://www.nikon-image.com/products/slr/lineup/d5300/
2013年11月14日発売のモデルで、
すでに、
新型Nikon D5500が、発売発表されているのに

しかも、
ダイビングユーザーが、
最も、好まない入門クラスのデシタル一眼です。

Nikon D5300を買うなら、
今のブームは、ミラーレスでしょう
何故発売したか
気になって
仕様表を
http://www.nikon-image.com/products/slr/lineup/d5300/spec.html
チェックして見ました。


水中で、
マクロ用に使用するのに、
必要な条件だけをチェックすると
記録画素数は、
D810をAPS-Cサイズで使った時と同じ
6000×4000ピクセル(サイズL)で、
有効画素数2416万画素の24Mです。

マクロで、
全紙以上を使った物をプリントしなければ
普通の展示会等で使うサイズとしても、
仕事用としても、十分なレベルです。

ファインダーは、
実際に覗いて見ないと判断できないレベル

フラッシュ同調シャッタースピードは、
X=1/200秒以下の低速シャッタースピード
同調なので、
サンゴ礁の浅瀬以外なら、
問題なくマクロ撮影が可能である。

さらに、
ISO感度は、
ISO 100~12800(1/3ステップ)なので、
拡張でなく
ISO100を使用する事ができる。

これは、水中マクロ用にはイイφ(・ω・ )メモメモ

ワイド用には、
この時点で普通の撮影なら
可能というレベルだφ(・ω・ )メモメモ

ここまで、調べただけで、
軽量なハウジングに仕上げて、
発売したか良く解かった。

さらに
内蔵フラッシュのTTLでの光量調節も、
マニアル発光での光量調節機能も、
付いている様である。

ここまで、調べたら、
Nikon D5300を実際に、確認したくなった。

ビックカメラカメラ館に行ってきました。
「自分は、細かい質問をするので、
詳しいスタッフのいる場所を選ぶ、
最近の量販店の総合館のスタッフはレベルが低いが、
専門館には、
各社カメラメーカーから説明の為に
派遣されたスタッフがいるので、
詳しく聞く事ができるからだ。
それでも不明なら、
各メーカーのショウルーム・サービスセンターに行く事にしている。」


早速スイッチを入れて
Mモードにして、ダイアル類で、絞りの変更と、
シャッタースピードの変更を確認

この二つは、水中で、最も変更する場所

シャッタースピードは、
背面コマンドダイアルで簡単に変更できた。

絞りは、何処で変更するか解からない。
通常、
Nikonのデシタル一眼は、
共通設計になっているので、
マニアルを見なくても、直に扱える。

スタッフに尋ねると、
露出補正ボタンを押して
背面コマンドダイアルを操作すると、
変更できる事が判明


この辺の操作は、入門者用の設計を優先している。

何故、ネクサスが、
Nexus D5300の露出補正ボタンの操作をレバー方式にしたのか良く解かった。

さすがの設計だ


続いて
ファインダーをチェック
ワザと、メガネを外して覗いて、
視度調節を調節してみたが、
十分、調整可能なレベル

画面の印象は、
旧世代のD90・80などと
同レベルよりは
少し良いと思うレベル
「プロ用機種とは、比較してはいけない

これなら、
普通のダイバーでも
ハウジングをオーダーする時
マルチファインダーを選択すればより良い。

老眼なら、
視度調節を使い、
別売アクセサリーのNexus ストレートファインダーなどを取り付ければ十分だろう。

また、
より正確なピントを求めるなら、
裏技で、
Nauticamスーパービューファインダー
http://www.fisheye-jp.com/products/finder/na_svf.html
取り付ける方法もありだ。

ここまで、
できれば、
水中撮影用としては、
十分、満足な撮影が出来そうである。

ここからは、
さらに、どの程度の撮影が可能なのか

内蔵フラッシュのTTLでの光量調節のチェック
-3から+1までは、調節が可能である。

レなら、
外付けフラッシュの調整を細かく変更しないで、
手元でファインダーを覗いたまま、
上級機種の様に撮影ができる。

マニアル発光での光量調節機能は、
フル発光から1/32まで、減光が可能である。


TTL調光が、
苦手とするサンゴ砂地の共生ハゼなどの撮影でも、
十分、
ストロボを効かせた
外付けストロボのマニアル発光が
使用可能だろう(@g@)b


この時点で、
ネクサスが商品化の訳が理解できた。


ホワイトバランスをチェックすると、
普通のユーザーなら、十分に、満足する仕組みだが、
ケルビン単位では、変更できなく
細かく調整するには、かなりの知識が必要と判明
ここが、上級機種のニコンとの水中用と考えた時の大きな違いか

マクロレンズ使用時のAF性能の相性は
サービスセンターに行かないと確認できないと感じて、
店を後にした。

新型Nikon D5500との違いは、
水中では使えない、
タッチ画面操作だけorz

そうなると、
現在のNikon D5300 ボディ価格は、
http://kakaku.com/item/K0000586661/
格安で、

Nexus D5300ベーシック価格\180,000-
ミラーレス用の同等ハウジングと比較しても、
コストパフォーマンスが高いといえるだろう。


ハリ魔王だったら、
マクロレンズを選んで、
オーダー時に、
さらに軽量化する為に、
Nexusスポーツグリップ左右セット
選択してオーダーすれば、
最も、軽いマクロ専用機が完成する。

今回のブロクは、
最新鋭機が、
一番いいとは、
限らないという事を
再認識させてくれる結果となった。

流石、
そんな所を見抜いて、
マクロにより向いた、
割り切った作りで商品化する
ネクサスは、
やはり、
素晴らしいメーカーだと思う。

もちろん、
Nexusハウジングを現在も、
マクロ専用として愛用する
ハリ魔王は、
モニターテストをする必要がないと考えている。


にほんブログ村
水中写真のランキングをしています。
この日記が、
気に入っていただけたなら(*≧m≦*)
毎回、ポチとしてくださいませm(_ _"m)ペコリ