長々と、
「ライト撮影で考える事」をホワイトバランスの調節から、
書いてきたが、
やっと、
ハリ魔王の考える
ライト撮影の最大の利点に、付いて書く事ができる。
ライト撮影を水中写真で、
見せている方は、特殊効果撮影であると思う。
後は、
阿部秀樹カメラマンが、
時々、発表する柔らかい光の表現\(^o^)/
彼が、フォトコン荒しだった時代の撮影法の進化版である。
この二つの方法をハリ魔王が、マネして見せても、
『ハリ魔王の気まま、ダイビング水中記』としては、
意味がない。
新しい撮影法の提案も、このブログの目的だからである。
ここまで、判りづらい話をしてきた意味もない。
ハリ魔王は、
ライト光を使う事により、
今の最新モデルの連射性能を使って、
瞬間を抑えたいと思う。
残念ながら
水中用に、連射可能なストロボとシステムは、導入されていない。
かなり前から、スタジオ撮影では、当たり前の方法も、
水中では不可能である。
その為
生態的瞬間(産卵行動・捕食シーンなど)を撮影する場合
たった、一枚で、その瞬間を物にする必要がある。
この一瞬にかける能力の高さが、
一般ダイバーと、
ハイアマチュア・コンテスト入選クラスダイバーとの差で、
プロカメラマンと、それ以外の大きな差である。
その技術を磨くのも、水中写真を極める上で、重要と考えるが、
もっと、簡単に、その瞬間を撮影できるとしたら
その方が、少ないチャンスをモノにするのなら、
効率がイイ(@g@)b
そんな、方法の一つになればと考えている(@g@)b
今回は、
どなたでも、
マネをしてチャレンジできるレベルと考えているので、
ホワイトバランスは、
WBオートのまま
ニコンD500の場合は、
一般レベルなら、十分満足を得られるだろう。
カメラは側で、変更する事は、
動態を優先して、フォーカスするようにAFのシステムを変更して、
ニコン伝統のピントが合っていると判断する機能を
キャノンと同じ、シャッターレリーズ優先に変更する。
良く、AFの性能では、キャノンが最強と言う話が出るが、
この設定に変更すると
(ほとんどのメーカーの最上機種に搭載)
さほど、差があるとは、思えない。
水中の様に低照度で、
低コントラスト可では、
その性能は、明らかに、
ニコンD5・D500以降(D7500・D850同様)の
ニコンが優れているφ(・ω・ )メモメモ
それは、
リオオリンピックで、
フラッシュで撮影できない\(^o^)/
室内撮影での瞬間を抑えた映像でも、証明されている。
今回は、
この恩恵を受けるために
ニコンD500を使って、
このシリーズを進めているのは、その為である。
また、
導入が長くなってしまったが、
その辺を考慮して
撮影できる瞬間を狙った。
水深25mほどの所で、クサハゼを見つけた。
大瀬崎のクサハゼを見た事がある方は、お分かりと思うが、
光りなどの刺激に、非常に敏感である。
場合によっては、フラッシュ一発で巣穴に逃げ込んでしまう。
この日は、ラッキーだったと思う。
ライト光に、ゆっくりと慣らさせたら、
巣穴の入口に、出ていてくれた。
そこから、
出てくる
瞬間を
モータードライブを
使って、
連射(@g@)b
撮影データ
撮影モード 絞り優先モード
Av(絞り数値) 8(実際の絞り値f-5.6程度)
Tv(シャッター速度) 1/60
露出補正 -1.0EV
ISO感度 ISO-200
FIX NEO 3000 DX II 2灯
LEDライト 100%照射
ホワイトバランス AUTO 0白を優先する
35mm換算 90mm相当
アスペクト 4:3
この水深を表現する為映像としては、
水深感がない映像であるが、
十分、満足な瞬間
それ以上のチャンスが、
ハリ魔王に回ってきた。
続く
水中写真のランキングをしています。
この日記が、
気に入っていただけたなら(*≧m≦*)
毎回、ポチとしてくださいませm(_ _"m)ペコリ