通常オートホワイトバランスの確認 ライト撮影で考える事11


ニコンD500のホワイトバランスの話に戻る。

通常のデシタルカメラの殆どに、搭載されている
条件に合わせて、オート調節するホワイトバランスと、
より光の条件に合わせるためについている機能に
ついてのデータ確認である。

それ以外の搭載ホワイトバランスについては、
[D500のホワイトバランスⅡ ライト撮影で考える事3]と、
[人工光への進化 D500のホワイトバランスⅢ ライト撮影で考える事4]
参考にしてほしい。
 
どのカメラでも、そうであるが、
色の調節は、メーカーごとによって、
機種ごとによって違う事が多い。
最初にその特徴をつかんでおかないと、
例えば、何種類かのカメラで、
スライドショーなどをすると、
カメラの違いにより、色のつながりが不自然になる事がある。
 
もちろん、逆手に取って
その不自然さにより、時代の変化を写しこむことも可能である。
 
確か
篠山紀信氏が言ったのだと思うが、
「その時代を写すのには、
その時代の最新モデルで、撮影しないと最良の時間をのこせない」
こんな事を何かで、読んだ記憶がある。
[文面は、いい加減です]
 
まさに、
現在のデシタルカメラの進歩は、目まぐるしい
想像を飛びぬけている部分があり、
今まで不可能だった、表現が簡単に、撮影できる。
その分、それぞれのカメラへの知識と、
機能が何に使えるか探究心が求められる。
 
また、
ワザと、古いデシタルカメラを使い
撮影条件が狭い事を逆手に取った
表現などもありになってきている。
 
その上で、
カタログデータを見ただけで判断できないもの一つが、
ホワイトバランスの調整の機能である。
 
同じ条件で、検証を続けた。
 
晴天ホワイトバランス
イメージ 1
 
淡いソメイヨシノの桃色は、全く、表現できなく、
白を優先した。
 
 
フラッシュホワイトバランス
 
イメージ 2
晴天ホワイトバランスより、さらに、白を優先した。
ニコンの純正フラッシュ類は、
決して暖色が強い光ではないので、不思議である。
この記録エンジンの特徴に合わせているのか
 
 
曇天ホワイトバランス
 
イメージ 3
異様に、暖色が強い調光になった。
曇天の時に、どの程度の発色になるのか
派手な発色ではないだろうと、想像させる。
 
晴天日陰ホワイトバランス
イメージ 4
 
この日感じた色合いに最も近い
しかし、白が強調され、淡い桃色は、全く、見られない。
元も、難しい被写体だが、期待外れorz
 
色温度設定
 
イメージ 5
設定していないので、そのままの映像
このセンサーの本来の色が良くわくる。
 
プリセットマニアル
 
イメージ 6
プリセットマニアルを使い
ハリ魔王が手動で、感じる色合いに近づけた。
淡い桃色は、全く再現できなかった。
 
この事だけで、比較すると、
ニコン東芝の記録エンジンのモデルの方が
優れている印象(g)b
 
ソニーの記録エンジンの特徴かもしれないφ(・ω・ )メモメモ
 
この癖を使って、撮影すれば、今の時代感を表現できる。
 
色のノリだけを優先するなら、
その様なカメラを選択すればよい。
 
傾向としては、
フルサイズと共通なので、
画面サイズの変更をメインに考え
AFの性能を優先した撮影に向く設計になっている。
 
そんな、設定であるとハリ魔王は判断した。
 
もちろん
後日
ディスニーシーに持ち込み、夕焼けの画像なども、チェックした。
 
そのまま、
フルオートにまかすだけで、通常撮影は十分な印象であった。
 
とても、良くできた仕事用カメラである。
 
しかし、
水中の様に、カラーバランスの崩れる場面では、
それなりの知識と、検証が必要であると、判断している。
 
水中検証が、終わったらまた、再開したいと考えている。
 
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