ストロボとLEDライトの演色性の違い② ライト撮影で考える事7

 
最近の最新デジタルカメラには、
プリセットがマニアル調節できる物が増えてきている。
この仕組みを使う方が、
場面ごとの対応がより、有利になる。
 
ケルビンを数値で指定できるので、簡単に、調節できる。
 
さらに、
動画撮影を優先して調節をできる物は、
ケルビン値を数値で、
調整後、カラーバランスの微調整が可能になっている。
 
これを使う事によって、
ストロボ光並みに、
演色性Ra70.2の超高輝度白色LEDの発色を
有効化する事が可能になるφ(・ω・ )メモメモ
 
ここまで、調節デキれば、ほとんどの一般撮影に問題ないだろう。
 
ハリ魔王は、
この方法を検証する過程で、
さらに、気が付いた。
 
フィッシュアイ社からの宿題
紫外線撮影の検証をしている時、
被写体を魚類・甲殻類にすると、
その光を嫌って逃げる事φ(・ω・)メモメモ
 
大学の後輩で、
水産試験場に勤めるフォト派ダイバーからの
情報
近年の研究では、
マス類は、青色7つの色として、分けて見ているという。
 
もう一度、
SEA&SEA[水中写真にストロボが必要な理由]
ストロボとLEDライトの演色性の違いの映像をみてほしい。
 
イメージ 1
演色性Ra70.2の超高輝度白色LEDは、
ブルーの色が、他の色成分の2倍以上含まれている。
 
大光量のLEDライトで、
被写体の生物を照らすと、
ライト光から逃げるために、
生物がよそ見をしたり、
岩陰下に逃げられた経験は、無いだろうか
 
逆に、イカなどを釣る場合は、
ブルー光や、グリーン光が有効とされている。
 
この事から、生物によって、色の好き嫌がある。
 
 
演色性Ra70.2の超高輝度白色LEDから
ブルーの光の量を減らせば良い。
FIX neoシリーズなら、
FIX NEO レッドフィルター
レットフィルターを外して
そこに、DAYLIGHT (5500K)
取り付けてもイイ
ハリ魔王は、
イノン色温度変換フィルターをカットして使用している。
 
イノンLEDライトの最新モデルは、
すべて、このブルー光を調節して、
5000ケルビン相当にしている。
 
この調節光で、
プリセット調節をすると、
旧型のTG-2
(TG-5のモニター品が間に合わなかったorz) で、
撮影をすると、
 
ハリ魔王清潮バージョン
撮影地沖縄本島
 
イメージ 3
 動画より切り出し静止画



ハリ魔王濁り潮バージョン
撮影地伊豆大島
 
イメージ 2
 動画より切り出し静止画

この位の発色で撮影できれば、
条件によっては、
ストロボと同等のレベルで撮影できる。
 
また、
組み合わせによっては、
ストロボ以上の効果が得られる場面も、
想像し始めた。
 
撮影に、成功したら、この日記に書きたいと思っている。
 
続く
 
 
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