マレーシア ボルネオ島 マブールの現状Ⅰ


去年に引き続き、
外務省の海外渡航規制『レベル2』の地域に宿泊して
 
昼間、ダイビング船で、
外務省の海外渡航規制『レベル3の地域に、
ダイビングに行ってきた。
前回に比べると、
平穏な雰囲気が広がり、
前年は、立ち入り禁止のエリアにまで、
ダイビングに行くことが可能になっていた。
 
もちろん、
前回と同様に、
シーポリス(日本の海上保安庁に該当する)に、
行き先と、参加者のパスポートの情報の事前登録が必要である。
 
ただし、
前年度、近海の比較的内側の地域でも、
警備艇の見回りがあったが、
今回は、
国境側のエリアまで、
行かないかぎり、警備艇の確認は、無くなった。
 
それだけ、安全になったのだろう。
 
一番感じたのは、
警備艇前方甲板の銃架台に、
重機関銃が装備されていない事でもわかる。
 
警備艇に、手を振ると、
シーポリスの隊員が、笑顔で振りかえしてくれた。
 
自分が、住んていた頃のホノボノとした雰囲気に近い。
 
しかし、
軍の特別部隊の艇は、相変わらずの重武装であった。
 
この辺の詳しい話は、
下記リンクの昨年の日記に詳しく書いてあるので、
そちらを参考にしてほしい。
[観光開発が無秩序に進むと1 ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ピクピク]
[観光開発が無秩序に進むと2⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ピクピク]
[観光開発が無秩序に進むと3 ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ピクピク]
 
また、
このエリアに、入るなら、
オンリスクをよく理解して、
自己責任の範囲で、行っていただきたい。
行った事のない方は、
このブログを読んで、安易に行かないでほしい
注意喚起したいと思う。


前回より、昔に近い時間が流れている

それは、イイことばかりでない事は、
ダイビング一本目から、思い知らされた。
 
禁止されているダイナマイト漁が再開されている。
水中で、比較的、近い場所での音が聞こえる。
鼓膜が破れるほどではないが、
マレーシア側で行われているだろう音の大きさである。
 
残念、警備の薄いエリアで行われているのだろう。
 
変化は、
もう一つ
前回の訪問時は、
夕方のダイビング時間と、
港に戻る時間の制限が、かなり厳しかった。
 
今年は、六時前の寄港でも、問題がなくなったという。
 
さらに、
7時を過ぎても、
ルール通りマレーシアの国旗を掲示した船に関しては、
大小船舶関係なく航行が許されている。
 
現在も、
国境線は、
海上で、外務省の海外渡航規制『レベル3地域では、
マレーシア政府は、
「マレーシア:サバ州東海域における夜間航行禁止令の発出(再延長)に関する注意喚起(その3)」の
禁止令発行したままである。
 
今回は、
現地ガイドの誘いで、
国境線に位置して、
外務省の海外渡航規制『レベル3の海域にある
マブールへの遠征をしないかと誘いがあった。
 
現地の変化を目の当たりにして、
道中の危険度も低いと判断して、
10年以上ぶりに、現地に向かう事にした。
 
港から、準備して、マブールに向かった。
 
航路には、一定間隔で、シーポリスか、軍の警備艇とすれ違う。
 
警備は、
マブール側の方が、
フィリピン国境から離れているためか、
薄く緊迫感も感じられなかった。
 
昔のままの雰囲気で、マブール海域に到着する。
 
マブールのリゾートの変化に驚いた。

水上コテージが、増えて
新しい新規リゾートが進出していた。
もう、
日本語のネット検索で、
引っかかる写真の雰囲気は、どこにも、存在しない。
そばのロッシュリーフに住んでいた自分ですら、
違う場所に来たと錯覚するほどである。
 
ダイビングポイントには、
たくさんのボートが、
ダイバー・スノーケラーを乗せて、潜りに来ている。
 
驚いたのは、身代金目的で狙われる白人のゲストがとても多い事
 
最初のダイビングポイントは、
『イールガーデン』
潜りなれた場所だ。

潜降して、驚いた。
水中景観が全く変わってしました。

アクセス制限がかかりました<m(__)m>

続く
 
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