観光開発が無秩序に進むと1 ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ピクピク


『ハリ魔王の気まま、ダイビング水中記』
いつも、読んでくださってありがとうございます<m(__)m>
 
今日は、
いつもの水中機材のお話ではありません。
 
元々、
『無題』は、
ダイビングをしてきた中で、感じたこと、
意外と知られていない事を書いて行くことにしています。
今回は、
観光開発のお話です。



 
皆さんも、
タイバーなら外務省の海外渡航規制を知っていると思います。
『レベル3』の指定を日本からは、受けている海域の話です。
 
実は、
国と国の間で
国境が、明確に決定されていないエリアには、
警備の関係で、とても、雄大な自然が残る事がある。
 
若き日、
初めて、
現地にツアー視察した時のシパタンは、
まさに、そんな場所だった。
 
また、
正式に、マレーシア領土になる前の話である。
 
今、
行っているのと同じ様に、
実行支配している状態だった。
 
中華人民共和国と違うのは、
隣接国と、
国際裁判所で、
調停していた点と、
広く、自国領土に認めさせるために、
海外のダイバーを迎え入れる、観光に力を入れた点
 
国境が決定してからは、
観光開発が、活発化した。
 
皆さんも、
よく聞くだろう
マブール・カパライに、水上コテージのリゾートが完成して、
マクロ天国として、ダイビングシーンに、一時代を築く事になる。
 
もちろん、
裏では、
このブームにより、小さなトラブルがなかった訳ではない。
 
その一つが、
国の規制の範囲を無視して、
シパタン島の乱開発
国が許可している範囲の10倍を超えるダイバーが宿泊している状態
 
自分が、
今は、なくなった
ロッシュリーフの開発をしている頃は、
ラクーダも、
ギンガメアジの大群も、
過剰に、多くなったダイバーをさける為に、
通常装備のダイバーの行けない大深度に移動してしまった。
 
今は、
禁止されているダイナマイト漁の影響で、
壊滅してしまったが、
自分の駐在地のロッシュリーフの
ブラックフィンバラクーダの大群の方が大きかったし、
ギンガメアジや、メアジの大群は、
スノーケリングでも、観察できる違いで、
ワザワザ、
セントポールナのローカルダイビングサービスが、
12日のタイビングツアーで、
良く訪れてくれた。
 
国が、
シパタンの入島規制に乗り出し
勝手に作られたリゾートの撤退
ジャングルの中に、
不当投機したゴミの撤去を命じて
一日に、
潜れるダイバー・入島できる観光客の人数を
制限管理する事になった。
 
それから、
10年近い時間がすぎている。
 
今では、
黄金期に負けない大群が見られる様になったという。
『ハリ魔王は、見に行っていない。』
 
『レベル3』の規制区域のメインの場所だからである。
 
現在は、
陸上のセントポールナも、
含めて、一番、警戒が厳重な地域となっている。
 
コレは、
数年前に、起きた。
ポンポン島にあった日本人が
泊っていない警備の甘い
宿泊価格の安いリゾートでおきた。

手引きしたフィリピンの下働きスタッフを使い
フィリピンからの反政府イスラム勢力
「現在は、イスラムゲリラとしても認められていない過激はグループ」が、
越境して
リゾートに宿泊していた台湾人夫妻を誘拐しようとした。
 
その時に、
台湾人の男性が巨漢で、
抵抗された時に、怖くなった過激派が、撃ってしましまった。
奥さんは、台湾政府が、身代金を払い開放された。
 
この事件で、マレーシア政府が動いた。
フィリピンの政府に話をつけて、
ミンダナオ州政府に、
フィリピンのイスラム反政府ゲリラの州政府議会への参加を認めさせたのだ。
 
コレにより、
随分、
昔、
シパタンで最初に起きた誘拐事件から、
この事件までの平和交渉が、やっと、終結した。
 
この事により、
平和な観光開発が始まると思った。
 
自分にも、
ロッシュリーフとは、
違う場所
今まで、
誰も、
開発に手をつけていない地域の開発の話がきた。
 
コレは、
やっと、
保護と環境の両立を考えた。
開発のチャレンジができると、
心を躍らせたのを覚えている。
 
現地の第一次調査が終わり、
国の認可待ちと言う時に、
スールー王国を名乗る武装集団の襲撃事件」が起きた。
 
自分のいた場所から、東京~博多ぐらい離れた場所
 
センポールナの町からでも、
リゾート地の反対側海域からかなりはなれた
200km以上はある」
ラハ・ダトゥという場所
マレーシア政府の
シーバジャウ族の定住政策の行われた地域の海岸地帯の村である。
「この定住政策は、とても、ハリ魔王は、関心した仕組みだ。何かの機会にまた書きたいとおもっている。」
 
ミンダナオ州政府に参加しなかったグループが
過激派から、
武装集団化して、
その島の同胞を襲い虐殺して、
そこを不法占拠したのだ。
 
この事件により、
マレーシア政府は、
軍を派遣して、掃討作戦を行ったのだ。
 
その後、
二度とこの様な事件が起きない様に、
今までより厳しい策がこうじられている。
 
それでも、小さな事件は、広いエリアから起きている。
 
どのケースも、
夜間の暗闇に紛れ込んで、
武装集団が、襲撃を繰り返している。
 
フィリピン側のミンダナオ州では、
リゾートの襲撃、誘拐が後を絶たない状況である。
 
その為
国境線は、
海上で『レベル3』になり、
マレーシア政府では、
「マレーシア:サバ州東海域における夜間航行禁止令の発出(再延長)に関する注意喚起(その3)」
 
夜間の船舶を厳しく取り締まっている。
 
その為、
観光業だけでなく、
地場産業の漁業にも、打撃が与えられている。
 
現在、
陸上は
一部地域を除き
外務省の海外渡航規制『レベル2』に、引き下げられている。
 
今回、
現地の信用できる仲間の話もあり、
その地域に、行くことした。
 
その感想を書いて行きたいと思う。
 
先に書くが
もちろん、『オンリスク』である。

しかし、
いくつかの注意をすれば、
昼間は、
『レベル3』の場所でも、
所定のエリア内から、
出なければ、
十分、
海外旅行のレベル「日本の安全レベルではない」に、なっていた。
 
しかし、
最近、
いくつかのブログ、
特に、中堅水中カメラマンが、行っている
安いリゾートの宿泊は、お勧めできない。
 
『危険すぎる』⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ピクピク
 
 
大型有名リゾートは、
銃を携帯した警備員以外に、
マレーシア海上警察(シーポリス)
日本の海上保安庁に、軍組織をつけたもの』と、
マレーシア国軍の掃討作戦部隊に厳重に夜間も守られているが、
その様な場所は、警備が手薄と言わざるおえない⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ピクピク
 
自分は、
夜間は、危険をさける安全策のために、
町のシティーホテルに泊る事にした。
 
 
続く
 
 
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