Nauticam (ノーティカム)S-110

お客様の修理出しに、
フィッシュアイ社に行ったついでに、
ハウジングをゆっくりチェックしてきました。
 
今日は、
その内の一つ
キャノンPowerShot S110
 
 
ハウジングの
Nauticam (ノーティカ)S-110について、
話したいと思う。
 
前作までは
FIXと言うブランドで、
フィッシュアイのオリジナルブランド扱いで
世界展開していた。
 
ノーティカム社のハウジングが、
世界的に人気になり、
生産が追いつかないほどで、
品薄が続いている。
 
OEMで、
FIXブランドをまとめて納品できないのであろう。
 
 
今回のキャノンPowerShot S110から、
Nauticamのブランドからの発売になった。
 
前側から、見ると
イメージ 1
 
ポートの径が、PowerShot S-100の使用は、
M52M67タイプのコンバージョンレンズの取り付けに対応したベースマウントを用意していた。
 
今回のNauticam (ノーティカ)S-110は、
ハウジングポートは
現在各社のコンバージョンレンズは、
67mm径が主流
それにあわせて、
ワイドからマクロまでコンバージョンレンズが、
使える固定式になった。
 
このため、
内蔵ストロボを使っての撮影では、
被写体に、近づいた撮影では、
FIX S100ハウジングよりはケラレが出来るだろう。
そう想定できた。
 
このモデルを使う一般的なユーザーは、
外付けストロボを付ける事の方が多いだろう。
そんな場合は、気にする必要性は、まったく無い。
 
後ろ側は、
イメージ 2
中に入れるS-110の全ての操作が
できる様になっている作り。
 
残念ながら、価格帯が安い
純正プロテクター・
イクライトのハウジングでは、それができない
 
 
コントローラーホイールが、
ノーティカムは、水中で、操作できる。
特に、
マニアルモードで使う場合に、
有効で
このハウジングのボタン類の配置だと、
水中で、操作したくない
ボタン類を不用意にさわる心配も無い。
こんな所が、
このハウジングの
オススメの点
 
しかし、
今回のモデルで気に入らない点がある
それは、旧作の価格
FIX S100 ¥69,800(税込¥73,290から、
 
¥85,000(税込¥89,250値上がりした。
 
フィッシュアイ社が、
まとめて発注して、
価格ダウンをさせた
FIXブランドでないからだろう。
 
 
 
世界的な人気の影響が、
こんな所に出るなんてorz
 
 
しかし
このコンデシで
静止画メイン
マクロ・ワイド
そして、
魚目などの水中マイクロ魚眼撮影までの
コンバージョンレンズ
相性が最高で、
初心者の入門用から、
簡単に使え
プロカメラマンも、
唸る性能は、他のモデルには出せないだろう。
 
Nauticam (ノーティカ)S-110
モニターテストは、
しなくても、
判るほど良くできた組み合わせである。
今回は、チャンスがあれば借りる事にした。
 
 
今回から、
下記の様な、評価表をハリ魔王の独断で、つけたいと思う。
 
Nauticam (ノーティカ)S-110のハリ魔王評価
 
マクロ撮影タイプ度        ★★★★★
※ イノンクローズアップレンズ「UCL-100M67」との組み合わせは、
デジタル一眼+マクロレンズの組み合わせに匹敵する高性能
 
ワイド撮影タイプ度        ★★★☆☆
※ ワイドコンバージョンの種類によっては、
W端でケラレを生じるが、
28mm相当にズームすれば問題なく使えるだろう。
 
水中マイクロ魚眼タイプ度     ★★★★★
※ オーシャンズ・ファミリー社のTOTOMEレンズ、イノン社UFL-M150 ZM80との相性は、現在発売モデル中ピカイチだろう。
 
はじめてカメラオススメ度数    ★★★☆☆
※ ハウジング価格が少し高いと感じる人が多いだろう。
 
本格水中写真入門オススメ度数   ★★★★★
※ ハリ魔王のデシタルフォトコースの指定モデルの一つに選ぶほどのレベル
 
本格派ユーザーサブカメラオススメ度数★★★★★
※ メインカメラに、無い画角を水中でほしい時、小さいボディの機動力は、他のモデルの組み合わせには無いスペック。
 
本格派ユーザーメインカメラオススメ度数★☆☆☆☆
 
ハリ魔王購入検討度数       ★★★☆☆
※ 今使用している水中マイクロ魚眼用ハウジングが壊れたら、コレを買い一軍入りさせます。
 
 
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