MFで、最短データの確認① オリンパスXZ-2 + PT-054

 
前回のテストで、
オリンパスXZ-2の水中データの基本を
探るのは、
簡単ではないと印象を受けた。
 
そこで、
ISO感度を
OM-Dで、採用されているISO200にして、
追尾AFMFマニアルフォーカスにして、
T側、ポート前面1cmほどに、ピントがクルように、調節した。
この調節には、PT-054の新機能ダイヤルは、非常に有効な事がわかる。
 
オトヒメエビのペアがいたので、それを使いデータ撮影した。
 
絞り以外の基本データは、共通で下記
 
撮影モードM(マニアル)
Tv (シャッター速度)         1/160
露出補正              0
ISO感度              200
フラッシュ 強制発光(オート調光機能付き)
ホワイトバランス 5600 K
仕上がり Vivid
 
 
このカメラのレンズの開放f-1.8
イメージ 1
 
内蔵フラッシュの光量は、足りているが、
けして明るくない水中にもかかわらず、
太陽光の色カブリの影響が見られる。
手前、オトヒメエビの尾部の赤色まで、再現されているので、
十分に、内蔵フラッシュの光量が足りている事が判る。
開放のボケ味は、中々、いい事がわかる。
しかし、
PT-054が、フラットポートである為に、被写体の周辺が流れてしまう
コレは、どのハウジングでも仕方ない事なのだが、
67mm系のポートを採用しているので、
気になる場合は、
NA ワイドエアレンズM67を使用すれば、本来の28mm相当の画像力が使用できるだろう。
 
 
f-2.8
イメージ 2
 
f-1.8ほどでは無いが、色カブリの影響が見られる。
内蔵フラッシュの光量は、足りている。
 
f-3.5
イメージ 3
 
色カブリの影響は、大分押えられたが、
オトヒメエビの尾部が、黒ずみ初め
内蔵フラッシュが、足りなくなり始めている。
 
自分もよく使用するf-5.6では
 
イメージ 4
太陽光の影響は、気にならないレベルだが、
ハサミ脚の赤い部分まで、色カブリが見られる。
完全に、内蔵ストロボ光量が足りていない。
 
この時点で、
内蔵ストロボだけで、撮影をするなら、
表現は、限定されてしまうが、
オリンパスXZ-2の水中モードのマクロを使うほうが、いいと言える。
 
f-8
イメージ 5
 
明らかに、光量が足りていない。
 
この事から、
このオリンパスXZ-2の本来の性能、
画像表現力を生かすためには、
水中外づけフラッシュが、
必要であると断言できる結果となった。
 
また、その為のデータとして、
ISO100の同調テストも必要だと感じた。
 
 
 
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