万座ビーチIN 偽りの家族 『UFL-M150 ZM80』+P6000

 宿泊先で、
トウアカクマノミの映像をチェックしている時
 
今回一緒に出かけた仲間の5歳の娘ちゃんが、
その映像を見て、
卵を守るメスを見て
「これ、お母さん」と指差した。
「そうだよ」、そう答えると、
 
「これは?
イメージ 1
 
上から覗き見る小さい個体を指したので、
「いそうろう」と答えたら、
この娘ちゃんの笑いのツボにハマったようで、ズーと指差して、
「いそうろうちゃん・いそうろうちゃん」と連呼していた。
 
イソギンチャクに一緒に生活しているクマノミは、家族ではなく、
最初に付いた一番大きい個体が、メスに、性変換して、
二番目が、オスとして成熟する。
この二匹のみが、繁殖に参加でき
それ以外の小さい個体は、性成熟できないで(二匹に抑制されている)、
メスか、オスがいなくなるのを成長も止めて待っている。
 
イソギンチャクの上にいるクマノミは、家族ではなく
全て、赤の他人なのだ。
 
その為、
将来、競争相手になる卵は、食べて減らしたいのが、
未成熟個体共通の思い。
 
オス・メスが、離れるのを待っている
イメージ 2
 
この時も、
この「いそうろうちゃん」この後、卵を食しました。
 
流石に、その瞬間は、P6000のシャッタータイムラグで、撮影失敗orz
 
気が付いた母は、「カチカチ」と歯を鳴らして威嚇して、戻ってきました。
 
 
イメージ 4
その後は、
 
卵を確認していました。
 
イメージ 3
自然の厳しさと、子孫を残そうと頑張るトウアカクマノミの生へのパワーに感動して
 
この場を後にした。
 
こんな瞬間に、出逢えるからダイビングはやめられない()
 
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