宿泊先で、
トウアカクマノミの映像をチェックしている時
今回一緒に出かけた仲間の5歳の娘ちゃんが、
その映像を見て、
卵を守るメスを見て
「これ、お母さん」と指差した。
「そうだよ」、そう答えると、
「これは?」
上から覗き見る小さい個体を指したので、
「いそうろう」と答えたら、
この娘ちゃんの笑いのツボにハマったようで、ズーと指差して、
「いそうろうちゃん・いそうろうちゃん」と連呼していた。
イソギンチャクに一緒に生活しているクマノミは、家族ではなく、
最初に付いた一番大きい個体が、メスに、性変換して、
二番目が、オスとして成熟する。
この二匹のみが、繁殖に参加でき
それ以外の小さい個体は、性成熟できないで(二匹に抑制されている)、
メスか、オスがいなくなるのを成長も止めて待っている。
イソギンチャクの上にいるクマノミは、家族ではなく
全て、赤の他人なのだ。
その為、
将来、競争相手になる卵は、食べて減らしたいのが、
未成熟個体共通の思い。
オス・メスが、離れるのを待っている
この時も、
この「いそうろうちゃん」この後、卵を食しました。
流石に、その瞬間は、P6000のシャッタータイムラグで、撮影失敗orz
気が付いた母は、「カチカチ」と歯を鳴らして威嚇して、戻ってきました。
その後は、
卵を確認していました。
自然の厳しさと、子孫を残そうと頑張るトウアカクマノミの生へのパワーに感動して
この場を後にした。
こんな瞬間に、出逢えるからダイビングはやめられない(笑)
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