PT-050水中最悪のトラブル オリンパス XZ-1のモニター

水中写真の愛好家が、増えてほしいので、
今回は、あえて書く事にします。
 
今回のPT-050は、オリンパスから、借りた物ではありません。
某水中機材問屋が購入して、自社の他の取り扱い製品との比較の為の耐久テストを行っているものです。
 
発売から、色んなプロダイバーへ貸し出しをして、
何処に、問題がおきるかを探って、一般ユーザーの故障を前もって、想定しておく為に、
通常では、考えられないほどのペースで、使用されています。
 
どなたかが、購入して直ぐにこの様なトラブルに、見舞われると言う物ではありません。
 
しかし、
長く使う上では、この様なトラブルが、起きないと言い切れるものではないので、ココに書かせてもらうことにしました。
 
1本目の作動トラブル後
カメラを再度セッテングをして、慎重に、防水チェックをして、
まずは、水深8mで、作動チェックをしました。
アートフィルターモードのテスト のチェックも兼ねようと操作しました。
内蔵ストロボだけで、ドラマチックトーンを使いテレ側マクロ撮影
ダメダメ写真わお見せします。
イメージ 1
撮影データ
Tv (シャッター速度) 1/30
Av (絞り数値) 2.2
露出補正 0
ISO感度 200
ストロボ 発光
 
撮影データを見ていただければ、この絞りで、ピントが、被写体にキタら奇跡である
 
そこで、W側で、試せる被写体で、同じモードを試す事にした。
 
まずは、スイッチが、OFFになるかの方が、重要であった。
 
水深8mスイッチのON・OFFは、正常に作動した。
 
その後、水深18mまで、異常が無いか良くプロテクターを観察しながら潜降
何も、問題がおきない
 
 
そのまま、撮影できる生き物を探しながら、
先回と、前回のトラブル発生場所と同じ水深ぐらいの24mに、カエルアンコウを発見
 
スイッチをONにして、ドラマチックトーンを使いW側マクロ撮影を設定して、
撮影開始
ピントを液晶画面で、確認してシャッターを切った瞬間異変に気が付いた
イメージ 2
漏水である。
疑われるのは、プロテクター上部からの浸水なので、
ON・OFFボタンか、シャッターからである。
 
この水深からは、直ぐには、浮上できないorz
最短の手順で、浮上
 
エキジット後、直ちに、真水で、プロテクター洗浄して、
中身のカメラを取り出す。
SDカードは、無事、
電池は、発熱
良くカメラを拭き、電池を入れなおすが、作動せず
タフμシリーズなら、十分に、救い出せるぐらいの濡れなのに
 
モニターテストの結末としては、最悪である。
 
今回のモニターテストで、
中身のオリンパス XZ-1非常に、好感が持てるし、
今まで、水中写真で、できない撮影表現の可能性を秘めていると言っていい。
 
中身のオリンパス XZ-1は、今、4万円台で売られている。
一方、PT-050プロテクターは、2万2千円ほど、
約半分の値段
今回は、値段なりとしかいえない結果
 
 
なぜ、今月に入って、
純正プロテクターが、発売されているのに、
ノーティカム社が、オリンパス XZ-1用ハウジングを新発売して
 
2011年7月上旬発売で、アクアパッツア社からも、ハウジングが発売になる。
内蔵ストロボ使用時のケラレを低減する突出型拡散板が、特徴である。
 
今回のモニターテストで、
内蔵ストロボの限界値が、キャノン・ニコンの同クラスと比較して、低い事がわかったので、
次回、モニターする時は、イノンか、オリンパスの純正外付けストロボをモニターして、
撮影をしたいと思う。
できれは、ハウジングは、下記の2社のいずれかに、借りられたら
 
アートフィルターモードのテストと、1/2000で、ストロボが同調する事の可能性を探りたいと思う。
 
尻つぼみのモニター記に、なってしまったが、
オリンパス XZ-1は、中々、水中カメラ用には、面白いカメラであった
 
 
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