ダイナミックレンジが使えない S-95

今日は、過激なタイトルからスタートしてしまったが
キャノンS-95の特徴に、HPでも特徴にある。

白とびや黒つぶれがなく、細部まで鮮やかに表現

[ダイナミックレンジが大幅に拡大]
「建物や人物の影など、光の明暗差が大きい屋外のシーンでも豊かな階調表現で微妙な質感を表現できます。従来比4倍のダイナミックレンジで、明るい部分の白とびや、暗い部分の黒つぶれを防ぎ、全体を自然な明るさの階調で表現することが可能です。」
 
とある
これが、今までより、格段に良くなったとうたっている。
わが愛機G-10との比較が載っている。
見てみて比べて欲しい。
 
FIXの試作機を預かった時に、ハリ魔王マクロモードの組み合わせに、
このダイナミックレンジを活用できないか、試みてみた。
 
ダイナミックレンジのISO感度の設定は、400以上になっている。
そうなると、水中では、絞りがf-8までしかないこのカメラでは、
いくら内蔵ストロボのみのテストと言っても、バランスをとるのは難しい。
 
そこで、基本性能を確認する事を優先した。
ダイナミックレンジを使った、新たな撮影法については、チャンスがあれば、またの貴会にと考えた。
 
そこで、あえてISO80の感度で、ストロボの光の周りぐあいをチェックした。
 
まずは、
テレ側105mm相当から、
最短撮影距離の、30cmから、いつものスティチのフィギアで
(ファイルサイズ以外未加工)
イメージ 1
撮影データ
Tv (シャッター速度) 1/60
Av (絞り数値) 8.0
露出補正 0
ISO感度 80
ストロボ 発光
ストロボの種類 内蔵
ホワイトバランス 水中
AFモード マニュアルフォーカス
 
今回は、撮影データは、
当社購入の方のみに、無料サービスで、プログラムしているハリ魔王モードを使用しているので、全部のデータ公開は、ご勘弁願いたい<m(__)m>
 
拡散フィルターを通しているので、若干のアンダー目の仕上がりだが、
補正をかければ十分な仕上がりをえられそうである。
 
そこで、
FIX S-90ハウジング+簡単クローズアップレンズ2 FIX S90の組み合わせが一番良かったので、この組み合わせのテストもしてみた。
 
まずは、クローズアップレンズ一枚から
撮影データの変更は無い。
イメージ 2
ストロボは、十分効いている。
そして、柔らかい影がついて、このままで、水中撮影が可能と予感させた。
 
続いて、二枚重ねで、
イメージ 3
被写体までの距離は、短くなったが、
十分に、光が回った。
本体純正の拡散板と、簡単クローズアップレンズ2の拡散板の効果は、じゅぶんの様である。
 
S-90用のハリ魔王マクロモードをそのまま使えそうな雰囲気である。
(ハリ魔王モードの基本は、ISO80で設定していません)
 
 
 
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