マレーシアボルネオ島 マブールの現状Ⅳ


二本目は、
オールドハウスリーフに、ギンガメアジの群れを見に行くという。
 
確かに、
知る人ぞ知る場所だが、
以前から、
このポイントの沖側隠れ根には、
昔から、ギンガメアジの群れがいた。

群れは、何倍もの大群になり、
40kgクラスのロウニンアジや、
運がいいと
100kgクラスのジャイアントグルーパー(タマカイ)
出会えるという。
 
潜降したら、中層を泳ぐと言うので、あそこ
行くのだと、勝手に判断した。
 
「オールドハウスリーフ」に付くと、
シパダンマブール リゾート(SMART)が、
作った水上コテージマブールウォーターバンガロー(MWB)が
「オールドハウスリーフ」ポイントと、
隣のシークレットポイント『ゴビーランド』まで、伸びている。
 
MWBのハウスリーフに、
オールドハウスリーフは、なってしまった。
 
エントリーして、中層で集合すると、
以前のギンガメアジのいた隠れ根の方角と
反対の方
 
友人ガイドが泳ぎだす
 
すると
濁った水中に、
いくつもの建造物が現れる。
 
イメージ 1
水上コテージを作る時に出た廃材を使って、
チィープな漁礁群を作って、沈めてあるのだ。
 
ここで、
ハリ魔王は大反省。。。(_ _)σ∥

以前、
ジスコの社長に、魚を増やしながら、活用する
日本的水産業的考え方を取り入れたリゾート開発を
マレーシア版でしないかという話をした事がある。
 
その中で、漁礁の活用の話をしたが、
彼は、無料で、レポート(企画書)を自分に、書かせようとした。
 
もちろん、お断りさせてもらった。
 
この知識は、
専門大学を出で、
その後、研究所勤め、調査などの仕事を通して、
マレーシアの海と、
その生活する人々の生活・性質を理解していないと、
構想すらかけない。
 
 
自分の人生経験その物なので、
チィープなコピーをされる位のレベルの物も書きたくない。
プロジェクト参加か、それなりの報酬を要求した。
 
その為
彼は、彼が調べられる表面的な情報レベルで、
それを口頭説明で、現地スタッフに説明して、
自社のS.W.V.リゾートのハウスリーフに、漁礁を沈めた。
 
ウミガメたちの寝床になったと喜んでいたorz
 
チィープなコピーの発想しかない現地人の金持ちは、
安くそれ以上の物量を投入すれば、
今度は、その漁礁から生物が、動く事を考え付いて、
捨てるだけの端材や、廃材を使用して、漁礁を作ったのだorz
 
イデアレベルのチィープなコピーの
さらなるチィープなコピーするだろうと思っていたが、
それ以下をするのが、華僑系マレー人達の企業である。
 
だから、
何かをする時は、その先の影響まで、考えなくてはいけない。
 
 
「オールドハウスリーフ」ポイントというより、
隣のシークレットポイント『ゴビーランド』に入った
イメージ 4
エリアの巨体漁礁の上には、
 
イメージ 2
ウミガメたちが数匹、
イメージ 3
昼寝中であった。
 
カメラ任せの撮影では、
とうてい綺麗な映像は撮影できない条件。。。(_ _)σ∥
 
濁りがきついorz
本気修正をかけると
イメージ 5
イメージ 6
イメージ 7
 (仕事で、見せるレベルは撮影できる。)


元々、内湾性のハゼが住むエリアにこれだけの物を沈めれば、
潮の流れは、複雑に乱流を生むだろう。
その時、堆積物を巻き上げる。
 
その栄養を求めて、
小型魚が集まり、そして、それを求めて大型魚が群れる。
 
確かに、透明度を気にしなく、
この異様な水中建造物の様な気の塊を気にしなければ、
 
目的の生物は、
見られるだろう」、そんなポイントになった。
 
今回は、タカサゴ類の群れをロウニンアジが襲っていた関係で、
 
イメージ 8
ギンガメアジも、眠りから覚めている状態
イメージ 9
撮影には、
イメージ 10

たくさんの苦労があった。

アクセス制限がかかりました。
続きは、週明けにアップします<m(__)m>

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