INON D-200のスペックを公表されているデータで比較すると、
標準装備の拡散板を取り付けた。
Zシリーズの前作
Z-240と、ほぼ同等と言える。
その検証をして、
INON D-200の検証を終わらせたいと思う。
同じぐらいの撮影距離で比較するのが一番なので、
それぞれ
1灯を左右に取り付けて撮影する事にした。
検証に使用したZ-240タイプ4は、
発売時からハリ魔王が愛用している物で、
オーバーホールには、出しいているが、
発光管は、使用回数と共に、光量は低下して、
公称GNは、ない物として判断してもらいたい。
また、先に書くが、
普段ハリ魔王は、付属品の拡散板は、使用しない。
折角の照射特性をスポイルすると考えているからである。
どちらも、
絞りf-11で、
テストカメラのX接点1/250秒でS-TTL調光撮影した。
INON D-200
INON Z-240タイプ4拡散フィルター付き
INON D-200
INON Z-240タイプ4拡散フィルター付き
INON D-200
INON Z-240タイプ4拡散フィルター付き
INON D-200
INON Z-240タイプ4拡散フィルター付き
どちらも、
フットライトで撮影している。
【フットライトについてはφ(・ω・ )メモメモ
P130を参照】
以上の結果になった。
INON D-200の方が、
明らかに、むらなく広い範囲を照射している事が判る。
INON Z-240タイプ4拡散フィルター付きでは、
中央が中心に光量が大きく、
同じ画角をカバーする事になっているが、
周辺の光量は、明らかに、小さいφ(・ω・ )メモメモ
一番離れた映像で判る通り、
自分のINON Z-240タイプ4の様に、
発光管の使用頻度が、多く、最大光量に低下がみられる場合
INON D-200を購入するとイイと考えてしまうだろう。
しかし、良く考えてほしい。
INON D-200をフル発光に近い状態で使用すると、
それだけ、早い回数の使用頻度で光量が低下する。
それなら、その低下量を考慮して
よりガイドナンバーが大きいZ-330を用意して、
余裕のある光量で撮影する方が、
発光管の寿命が、長い事は、言うまでもない。
また、
Z-240の特性
フラッシュのムラも、
大事な撮影表現の一つ
明確に、当てたい所に
ライティングできるという前提だが、
当たっている所から影の付き方が、大きく違う特徴となる。
光りが、広く回っている写真が、イイ表現とは言い難い。
ハリ魔王は、
INON Z-240タイプ4を使う場合
その表現力を大事にするので、
普段から、拡散フィルターは使用しない。
INON Z-240タイプ4の発光特長を
継いでいると言えるストロボは、
発売になっていないので、
自分のINON Z-240タイプ4は、
大事に使って行く事にしている。
フラットな明るい光量を求めるなら、
INON D-200ではなく
INON Z-330を用意する事を強く推奨する。
INON D-200のメリットは、
コンパクトデシタルカメラに、
ワイトコンバージョンをつけた場面で、
1灯でカバーできるスペックであるという点である。