大瀬崎で気になる潜水事故とその後の展開Ⅰ

真面目にかいたら、アップ制限で一回アップでなかった<m(__)m>
一回目の内容として読んでいただきたい<m(__)m>

今日は、
いつもの機材のモニター日記でなく
気になる電話から、調べた[潜水死亡事故]について
成り行きと、その後について、
NAUI元インストラクタートレーナー
(インストラクター養成ができる資格)
自分なりの事故予防と、
その後の現地の対応!?について書いて行きたいと思う。
 
最初に、神に召されている故人については、
なるべく、客観的にあつかう事を心がける<(_ _)>
故人・関係者様には、ご了承いただきたいと思う。
 
最初にこの事件を知ったのは、
水中写真愛好家の女性ダイバーからの連絡である。
 
「大瀬崎で、セルフで単独潜水をしている女性ダイバーが潜水事故で亡くなったらしいけど、詳しく知っている?
「何処のサービス?」と質問すると
「○○荘」との返答(;・∀・)ι(´Д`υ)アセアセ 
 
ハリ魔王
このサービスを使う
セルフで単独ダイビングをする女性ダイバーで
該当しそうな人物で、
大瀬で出会うと、会話を交わす方がいます。
 
水中写真の為に、移住した方です。
 
条件が、一致するので、
心穏やかではいられなくなりました。 
その夜は、寝不足にorz 
今回、調べて該当の人物は、別の面識のない方でした。
 
事件の中身は、
捜索活動に参加した複数の知り合いに聞いてまとめてみます。
「」カッコ内が正しいと考える行動です。
 
○○荘にて、
故人は、いつもの様にタンクを借りて、
一人で、シングルでセルフダイビングをした。
20164月より、ライセンスランクのレベルに合わせて、バディでのセルフダイビングの受け入れを推奨する事の通達が、各指導団体から通達があった。同時にジングルダイビング(単独潜水)者への機材のレンタル器材の貸し出しの禁止の通達も行われた。(貸出しに対して、強制ではない。そこで、このブログでは、貸出サービスは伏字である。)
その影響で、
伊豆半島のダイビングサービスでは、
インストラクターなどのプロライセンス保持者でも、
単独潜水の場合は、貸し出しを禁止しているサービスが増えている。
その中で、伊豆半島で、
一般ダイバーに、
貸し出しを続けている場所の一つが、大瀬崎である。

しかし、
ほとんどのサービスでは、
単独潜水は、基本新規単独潜水希望者の受け入れはしていない。
受け入れ例に該当するのは、
プロライセンスを持ち
このエリアのポイント・海況に詳しくなったと認めた人のみである。
それ以外のレベルのダイバーを受け入れていたのが○○荘である。(法令的な違反ではない)
 
1本目の潜水計画は不明
2本目のダイビングは、
レンタルタンク(10200気圧だと思われる)
事故後のダイブコンピューターの解析によると、
最大水深は20m以上で、
20分を超える滞底時間、
十分に、減圧症予防の必要な潜水時間である。 
「故人ダイバーには申し訳ないが、
この辺の知識がない方が、
単独潜水でも、
たとえバディでも、
セルフダイビングで潜るべきではないと判断する。
 
一日分の減圧症のリスクを考えたら、
普通の空気潜水で、
2本目に、20mをこえ減圧停止を必要とする
潜水計画を立てる事自体、問題である。

この記述が分からない方は、セルフダイビングをお勧めしない。
 (将来したいと、考えるなら、その胸のウチを理解してくれる、
キチンとした指導者を見つけるべきである。)

ハリ魔王にとっても、ここで、簡単に、書けるレベルの講習内容でない。」

 
潜水時間ギリギリの4時直前に、
水中で、同じ○○荘を使う
単独潜水ダイバーと水深6mで、最後の生存目撃例あり
 
その後
420分になっても、
戻らないので、
見に行くと(いった人は誰だか?確認できていない)
台車はあるが、本人は、確認できなかった。
 
450分になり
やっと、大瀬のダイビング組合に連絡して、
救助要請
 
救助隊が、ボランティアで構成され捜索開始
 
「エキジット時間から、
20分後にダイビングサービスが、
エキジットしていない人を見に行くのは、
大瀬のダイビング組合のルール違反である。
各サービスが、
タイバーに潜水時間の変更(この時期短くなる)
告知と共に、時間に戻らないダイバーがいれば、確認して、
注意喚起をする事になっている。
これは、今回の様な緊急事態の初期対応にも有効だからである。

同様に、自分の様に、
昔から単独潜水を認められている人物でも、
出発前には、潜る場所、ダイビングの時間等を伝えてから
出発する事が、慣例になっている。 
)ダブルタンクを使うディープダイビングを行う講習で、潜る場所、内容を伝え、エキジット後は、1時間は動く事も危険なので、その場で休憩してから戻ると伝えたて出発したが、帰り時間間際に、現大瀬館チーフガイドは、確認のために、ワザワザ、自転車にのり、お迎えにきた。
これ位、気を使って運営されているサービスも大瀬には複数ある。
450分という時間は、
初期対応として、迅速とは、言えないと考察する。
『改善が可能である』事案だと考察する。」
続く
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