「ハリ魔王流色温度調節フィルターのススメⅠ Bigblue VTL-6300P⑦」の
続きです。
今回も、アップ制限がかかてしまいました<m(__)m>
この調節方法では、
色のバランスの微調整を
好みまで、引き上げる事は、不可能である。
RAWで、撮影して
加工ソフトで、
ホワイトバランス・カラートーン微調整をすれば、
可能だと思っている方が多いが、
原板撮影映像に含まれている以上の
発色は不可能だ。
例えば、
海水の色を好みに調整すると、
他の色は、犠牲にする事になる。
静止画では、
切り貼りをすれば、
これも、
たくさんの時間と労力をかければ可能だが、
動画では、
1コマ・1コマ行うのは、不可能なレベルである。
また、
最初にそこまで、
工夫して撮影できるようになれば、
静止画でも、
加工時間の大幅な短縮につながる。
陸上撮影では、
特に、スタジオなどで行われる撮影の
主流になりつつある。
その辺の知識を取り入れた商品も発売になっているが、
まだまだ、水中写真愛好家では、少数派である。
参考)
「色温度変換フィルター&拡散板」撮影テクニック
しかし、
2018年度の大瀬崎フォトコンのグランプリと、
カレンダーに選ばれる作品1点では、
参考資料以上の調節を撮影時に行い、
JAPGの撮影である。
ハリ魔王ブログでお見せしている水中映像は、
説明がない限り
これらの調整をそのエリア・被写体に合わせて、
基本の調整済み組み合わせから、
微調整して
JAPGの撮影している。
後は、掲載の為にフィルサイズの変更と、
シャープネスの変更を行っている。
これがハリ魔王の言う『撮った出し』である。
陸上でのコマーシャルフォトグラファーの世界での
仕事としては、
特別
珍しいレベルではない。
女性を撮影するアマレベルでも、
普通におこなわれているレベルになりつつある。
[それをできる人は、使用カメラで、判っている人にはわかってしまう程度]
Bigblue VTL-6300Pの標準色温度補正フィルターで、
調整できる範囲では、
ハリ魔王のほしい
レベルの発色バランスを水中では、
得られなかったので、
ハリ魔王のモデファイは、この様になった。
FIX NEOレッドフィルターの
ラバー部分を使い
Bigblue VTL-6300Pは、
色温度が6000K以上のライトなので、
FIX NEOトリプルフィルターシステムの
WARM (4000K)を組み合わせて、
ホワイトバランス全体を太陽光のバランスに近づけた。
ハリ魔王の好みに、
たりない色のバランスは、
陸上撮影用のカラーフィルターを使って
オリジナルカラーを作り出している。
[このカラーフィルターの種類については、勘違い防止のため、ネット上では非公開です。]
続く
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