続き<(_ _)>[ストロボならスローシャッターでもブレずに撮影可能]は大事であるが、それだけではダメな時代に突入(*≧m≦*)② ライト撮影で考える事10


[ストロボならスローシャッターでもブレずに撮影可能]
大事であるが、それだけではダメな時代に突入(*≧m≦*)
 ライト撮影で考える事9
続きです。
 
本文
 
ライト撮影の場合は、
シャッタースピード時間分だけ露光している事になる。
 
これは、悪い事ではなく、
陸上で、自然光撮影している時も同じである。
 
陸上でフィルム時代から撮影している人には、
当たり前の常識なのだが、
35mmレンズ換算のミリ数の
二倍のシャッタースピードにすれば解決できる。
現在は、手ブレ補正の機能の進歩したカメラがほとんどなので、
ほぼそのレンズのミリ数で良いと言われている。
 
)
50mmレンズで、ISO100であれば
シャッタースピードは、1/100[ダイアルの関係で1/125]
手ブレ補正onなら、1/50程度[ダイアルの関係で1/60]
 
このルールでは、
広角レンズであればあるほど、
スローでシャッターを切る事が可能である。
 
ポジフィルム時代では、
このフィッシュアイレンズで、
如何にスローでシャッターを切れるか
これが、プロとアマの大きな技術の差であった。
 
 
では、現在の通常のデシタルカメラでは、
どう考えればいいのか、
ハリ魔王は、ニコンNPSなので、
その方法はニコン式であると思う。
 
カメラのモードは、Aモードにして、
表現に合わせた絞り選択する。
 
シャッターボタンを半押しにして、
絞りに対して、適正とカメラが計算したφ(・ω・ )メモメモ
シャッタースピードが表示される。
先の例)シャッタースピードになるまで、
ISO感度を上げていく
(その時、そのカメラの感度と、画質の限界を前もって知っている事が大事(g)b)
 
そして、撮影をする。
 
通常水中では、ニュートラグレー
陸上とは、ずれるので、
オーバー目に仕上がる。
 
それを露出補正で調節する。
 
この方法を使えば、
ライト撮影でも、綺麗なバランスの映像が撮れるが、
最大の問題は、太陽光の影響φ(・ω・ )メモメモ
感度を上げるほど、太陽光の色カブリが多くなる。
 
防ぐ方法は、より大きいライト光量の物を使う。
一般的なLEDライトで大光量は、3000ルーメン程度であるが、
プロ用は、一灯10000ルーメンから30000ルーメンもある。
[これだけ大きいとサイズも大きいし、被写体によっては、光で逃げる。]
それを多灯ライティングする。
以上から、
通常撮影では、
ストロボ撮影の方に、軍配が上がるφ(・ω・ )メモメモ
 
 
でも、
特殊条件で撮影する場合
ライトの方が、向く場面がある。
 
その作例を見せたいと思う。
 
どちらも、スキンダイビングで撮影したハナミノカサゴである。
 
ストロボで撮影すると、
 
イメージ 1
夕方なので、
水深3mほどなのに、
海水は、濃い色になり、
実際の水深より、深い場所での撮影の印象
 
先に説明した方法で、
TG-2撮影
ライト光は、1200ルーメンしかない。
 
イメージ 2
これまで、説明した
SEA&SEA[水中写真にストロボが必要な理由]のシリーズを
理解して調節してもらえばφ(・ω・ )メモメモ
旧式の入門機でも、この程度の撮影が可能になる。
 
最後に、
デシタル撮影になって、
手ブレ補正が、進歩した為に、
難しくなったスローシャッターによる
 
イメージ 3
ライト撮影で、行うとこんな感じに撮影も可能である。
 
一番大事な事は、
いかに、それぞれの機材の特徴をより深く理解するか
 
そこが大事である。
 
このシリーズはかなり、
詳しく書いていると、感じている方が多いと思うが、
ハリ魔王からすると、公開しても
何も問題の無い範囲で、書いている。
 
フォトコース・クリニックコースでは、
もっと、深い掘り下げをして指導しているφ(・ω・ )メモメモ
 
ハリ魔王の本気撮影では、
それより、ディープな事まで、考えて
撮影をどの様に進めるかまで考えて行う。
 
水中写真の情報だけでなく、
陸上の専門誌・入門指南本をチェックすると、
たくさんのヒントが隠れているだろう。

SEA&SEA[水中写真にストロボが必要な理由]のさらなる解説は、
今回で、終了して、
ニコンD500のホワイトバランスのお話に
このシリーズは、戻りたいと思う。
 
 
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